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「食と命の教室」2016年度最終回!

土曜日は、2016年度、最後の「食と命の教室」でした

4年目となるこの教室も、これで最後。

本来は11月で終了なのですが、昨年、9月が休校となったため、振替で1月にご要望があった「味噌作り」をすることになったのです。


いつものメンバーに加え、過去参加された方など、小学生3人もあわせてにぎやかにスタートしました

まず、高柳さんがこの日のために仕込んでおいた糀をみんなで見学。

そして糀と塩を混ぜる「塩切」という作業からスタートです。

糀は発酵をさせるために必要ですし、甘みにもなります。
一方で塩は雑菌の繁殖を抑え、塩味になります。
この二つを良く混ぜることで、上手に味噌が発酵していくわけで、また甘みと塩海のバランスがとれるわけですね


味噌の材料は、「塩」「糀」「大豆」の3つとシンプル。
高柳さんは「小糸在来」という超美味しい在来種の大豆を育てています。
これを1晩、水に浸けてふやかしてから、3~4時間、釜でことこと煮ます。
指でつぶれるぐらいになった豆を水切りして、先ほどの塩切した糀と混ぜ合わせていきます。


高柳家の凄いところは、普通は塩切りした糀と大豆をむらなく混ぜあわせてからミンチにかけるところを、混ぜ合わせずに目分量でミンチにそれぞれ順番に投入していくところ

塩切糀をひしゃくに山盛り1杯に対し、煮大豆を軽めの2杯投入する、という感じなんですね。

農家さんによって、本当に味噌作りって、色々ありますね~

さて、ミンチがあることで、昔は足踏みでつぶしていた味噌作りはとっても楽になっています
投入した糀と大豆を一緒に混ぜて、棒で押し出していきます。


すると、このように、にょろにょろと出てきます。子供たちも大喜び


あとは、これを各自の容器に空気を抜いて詰めていき、ふたをして秋まで寝かせたら完成です

その間、大豆のゆで汁で乾杯
大豆のゆで汁って、3~4時間も煮ると旨味成分・甘み成分が溶け出して、本当に優しい甘さで美味しいんですよ~



さてさて、お昼ご飯を食べた後は、畑仕事です。

といっても、この時期は収穫するぐらいしか仕事がありませんので、みんなで、畑に残った三浦大根の収獲です。


74歳のおばあちゃんと小学1年生が一緒に収獲。とっても良い光景ですね~


大根畑のあちこちで、昨年作った菜種用の菜の花が咲いていました。
ほろ苦くて美味しいんですよね



大根を欲しいだけ、好きなだけ収穫し、各自10本ぐらい山分けした後は、今度はサニーレタスの収獲です。
明日の出荷分も含め、包丁で切り収穫をし、袋詰めの仕方も高柳さんから指導が入ります。



子供も含め、出荷用とお土産用の両方を詰めていきます。こんな体験も面白いですよね~


畑作業が終わったあと、最後に、みんなから1年の振り返りを1人1人からしてもらい、高柳さんから、この1年の事を振り返りながら、自分が農業を志したころから今に至るまでのお話を頂きました。

高柳さんが18歳の頃ですから、約50年前は農業など「汚れ仕事」は「下に見られる仕事だった」と言います。
例えば、仲間が畑で仕事をしていると、そこを通り過ぎた親子が「ほら、ちゃんと勉強しないと、ああなっちゃうよ」という言葉が聞こえて来た、と言う話を聞いて「なんで、そんな言われ方をしなくてはいけないんだ?」と思ったそうです。

高柳さんは頭も良かったので、地元では一番の進学校に中学時代の先生はみんな行くように説得してきたそうです。
しかし、「農家になる」と高柳さんは決めていたので「余計なお世話だ」ということで断ると同時に、「子供の将来を考えるのが先生なのに、全く考えない。先生は間違っている」と思ったそうです。

そして、最初は近代農法を学び、その後、いろいろあって町長になり、30を過ぎた頃におかげさま農場を立ち上げました。

50年の歴史の中で、2001年に有機JAS法が制定され、「ようやく市民権を得たな」と仲間と語り合ったようですが、それまで農薬を使わない農家は「かわっている・おかしなやつ」という目で見られてきたわけです。

農家という生き方、仕事を通じ、地域に根差し、本来の人間の生き方は何か?を今でも考えて続けている生きた哲学、またそれを体現している生き方に、毎年この教室に参加された方々は共感をし、自分の人生を考えます。

もともとこの教室に来る方は、何か問題意識を持ちながら、周りの人とはそういったことを語り合う人がほとんどいない世の中に疑問を持っています。
あるいは、そういったことを学びたい、と思った時に、この教室を知って参加します。
あるいは、過去の参加者からの紹介で通う人も毎年います。

みんな朗らかで、人としての魅力がたくさん詰まっている方々が参加します。
もしくは、農村の風景や高柳さんの存在で、みんな普段は出せていないところをオープンに出来るのかもしれません。

そんな家族のようなみなさんとこれで最後というのは寂しくもありますが、何事も区切りがあるから、人は次のステップへ進めるものです。

今回は最終回ということで、いつもはみんな解散しているのですが、飲んでお泊りする方もいて、私も久々のお泊り

高柳さんは飲み過ぎて途中で寝てしまいましたが、また途中で起きて、夜中の1時ぐらいまでみんなで語り合いました。
こういった大人が率直に語り合える場は本当にいいな~と思います

最後に、参加者の1人がこんな本を参加者に配ってくれました。
今までとりまとめた写真をなんとまとめてくれたのです


素敵なお昼ご飯や


高柳さんのギター姿や、娘さんとの稲ワラ納豆作りの風景など


感動ものです

来年はこういったものを私が作ろうと思いました。

2016年度は比較的こじんまりしていた分、いつも以上に親密に過ごせたと思います。
みなさん、ありがとうございました。

そして2017年度は2月18日からスタートです
新年度は整体師や大学生、74歳のおばあちゃんから小学生も参加予定で、雑多な、そして個性豊かなみんなでまた新しい雰囲気の教室になるでしょうね。

ご関心がある方は、ぜひ、1度参加してみてくださいね。
今までと違った人生、有機農業農家として大地に根差した生き方を体現している高柳さんに大いに影響を受けると思いますよ。
そしてかけがえのない仲間も出来ると思います。
https://www.minson.jp/shyokutoinochi/

新年度も素敵なご縁がたくさんできることを楽しみにしています

この教室をやっていて、本当に良かった