「みんなの農村ネットワーク」 活動ブログ

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今年最後の「田んぼと畑の耕育教室」

(土)(日)は今年最後の「田んぼと畑の耕育教室」

今年は1年を通して週末は雨が多く、屋外イベントにはなかなかハードな年でした

しかし、最終月は晴天に恵まれ、最高の教室日和

12月ともなると畑仕事も少ないのですが、みんなで種を蒔き、10月に極上の枝豆を楽しんだ「丹波黒大豆」が、ついに収穫となり、みんなで楽しく収獲

ただ、千葉県は台風、そしてその後の長雨の被害が酷く、落花生や大豆などは大不作

根本さんの話によると「大豆は例年の3割以下の収量で、過去最低だ」と嘆いていました

丹波黒大豆は「大豆の王様」と言われているぐらいで、背丈は大人の腰の高さぐらいに本来は育つのですが、今年は酷いのになると30㎝ぐらいと、子供のよう。

中身も入っていなかったり、長雨でカビたりとまあ酷い状態です

 

私の知り合いの農家さんで、無農薬で野菜を作っている70歳の方々も「こんなにサツマイモに虫が出たのは初めてだ。半分ぐらいは出荷出来ないよ」とか、「落花生は例年の半分以下だな。収獲しても実が入っていないんだよ」とか、数十年の農家人生で「過去最低」という状態だったのです。

しかも、千葉県以外はそれほど被害が無かったので、相場は高くならないわけで、千葉県の農家さんは収入も激減なのです。

まあ、西日本を始め、各地で災害が発生する時代に入ったので、どの地域がどうというのはもう無くなってしまい、私の師匠の高柳さんの言葉で言えば「今年は千葉県の番だったんだよ」というしかないのですが。。。

それでも、長年農家をやっている仲間が「みんなダメなんだから仕方ないな」と、ある意味、あきらめと「俺より酷い状態の奴もいるから、まあ良しとしなくちゃ」といった、日本人的な気質で、この苦難を克服している感じです。

と、厳しい話になってしまいましたが、大豆を収穫するのは初めての親子が多く、大人から小さな子供まで1粒1粒、楽しそ~うに収獲していました 

こんな感じです。

大きいのは長雨で水を吸ってしまったもの。乾燥させれば丸っこくなります。

 

収穫が終わった後は、恒例の餅つき大会

土曜日は50人弱の参加者でのんびりゆったりと会話をしながら、みんなの声援を受け、楽しく6升の餅を平らげました

一方で日曜日は90人近くが参加して大賑わいで、子どもの行列が長~く、まあ、つき終わるまで時間がかかること

でも、大人も子供も満喫できるのが餅つきの魅力で、親御さんも子供も積極的に参加して、楽しい餅つきでした

 これで今年も終わり。

子供の笑顔と楽しそうな親子の歓声を味わいながら、毎回ヘトヘトになりますが、まあ、ほんと、今年も色々ありましたが大事故もなく無事開催出来て良かったです

 

年明けの味噌作りで今年度の教室は終わりですが、5年に渡って通ってくれる方もいて、小さい子が中学生になったり、反抗期になったり、お母さん方がキーキーして更年期障害の話を聞いたり、旦那が単身赴任で子どもを連れて奮闘するお母さんを応援したり、シングルで頑張りながら子ども達に経験を積まそうとこういったところに連れてきてくれるお母さんがいたり、普段の夫婦間が垣間見れる会話を聞かせてもらったり、と、今年も色々な話を聞けて、今年も多くの学びがありました。

それにしても、自然を通して体験することの良さは、言葉では言い表しつくせません。

何事も経験。

大人になった時に、田畑や自然を1年を通じて体験していたのかいなかったのかで、かなり生き方に違いが出る気がします。

今はゲームといったヴァーチャルの世界がリアルの世界と変わらない子供が多くなっている気がします。

それは生まれた時からゲームがあるから。

アニメもゲームも日本の優れた文化という面がある一方で、「生きる」ということや「生活すること」からかけ離れて、人間が動物であることを忘れてしまう世の中です。

お金が大事、だから勉強してきちんした会社に入って、というレールがどんどん強くなっている気がしますが、そこが引き締められているからこそ、レールから外れたら「ダメなんだ」という感じも強くなっている気がします。

そんなことないのにね。

うちの子はもう中学生ですが、今も生まれてきたときのこと、小さい時にはしゃいでいた時の事、そして今もたまにじゃれあいますが、「子どもは元気に健康的に育ってくれたらそれでよし」じゃないですか。

勉強は自分がするもので、強制的にさせるものではありませんし、学校の勉強は「知的格闘」を職業とするなら必要ですが、そんなことより、元気に挨拶が出来る事、1日動き回れる体力、そして笑顔で人の気持ちを思いやれる人間になってくれる方が、よっぽど大切です。

根が無い草は枯れます。

子ども達が自然と戯れている姿をみて、あるいは子供を連れて来たつもりが親御さんが夢中になる姿をみて、「そりゃそうでしょ。こっちが本当の世界だもの」と思ってしまいます。

人間も動物の1部、自然の1部。

根を生やしたところで一生懸命生きていけば、立派に育ちます。

上っ面の学校の勉強ばかりおっていては、根無し草でふわふわ飛んでいってしまいます。

そのうち「根作り教育論」という本でも出そうかと思います

まあ、そんなこんなで、小さい頃からカエルを捕まえ、虫をつかまえ、それが死んでしまったりすることを体験することも、田んぼで頭から爪先までドロドロになることも、食べ物を美味しくみんなで食べる事も、農家さんという存在に触れることも、田舎の子ども好きのおじさん(私のこと)に可愛がられることも、1年を通じて風景の移ろいを味わうことも、み~んなひっくるめて、体験できるこの教室は、素晴らしい

来年も体力を使い果たしながらも頑張ってこういった場を提供し続けていきたいと思います

 


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