今年最後の「食と命の教室」

今年最後の「食と命の教室」、13年目が終了。

 

高柳さんも季節やテーマというより、話したいことを話すようになってきて、参加者も今年は陰謀論を楽しく語りそれにショックを受けて生活が変わった人もいたりと、面白い1年でした。

最近、リピーターが増えてきていて、来年も4人がリピーター。教室の内容が変わって来たというより、時代や参加者が変わって来たな~という感じ。

 

10年ほど前は、無農薬というとマイノリティーでちょっと変な人に思われた時代。今は無農薬は良いけど高いな、という程度で変な人には思う人は少ない時代。

 

参加者もガンを患った事がある方や看護師さんが多かったけど、最近は野菜を有機で作りたいという人や、世間では聞けない昔の話など聞けて楽しい、という方が増えてきた。

 

今年も例年通りでしたが、今回も稲ワラ納豆を作り、美味しいご飯を食べて、色々な話をして良い1年の締めくくりとなりました。

 


あと、高柳さんが配布した民間稲作研究所のレポートのコピーで「有機農業研究会発足時の話」もなかなか面白かった。

奈良県五條市出身の簗瀬義亮さんという方のお話で、開業医の頃、患者の17歳の少女が無くなったことをきっかけに、生命力による医学を研究し、有機農業運動へをつなげっていた方。

70年代、当時の日本は公害問題であふれていて、農業の現場も農薬の害が溢れていた時代。1万人の調査をしたり、自分で人体実験するなど、壮絶で気骨ある生き方をした人。

特に、有機農業研究会発足時、多少の農薬や化学肥料は必要という決議になりそうな時に、簗瀬さんの発言でそうならず、設立者の一楽さんいわく「簗瀬さんの発言がなければ、今の日本の有機農業は違うものになっていた」。

参加者や時代が変わると教室の内容も変わりますが、高柳さんがたまに出してくる「いつもと違った話」は、長年やっている私にとっても刺激的。学びは繰り返し深めるものですが、知らなかった偉人のお話には影響を受けます。

 

来年も満席で再来年も埋まりそう。募集に困っていた頃が懐かしいです。残り10年出来るとしたら、新たな出会いはあと100人ぐらいかな。

来年も良い場になりますように。