田んぼと畑の自給教室 11月開催

朝晩が寒くなってきましたね~

そんな寒さに負けないように、今月も「田んぼと畑の自給教室」を開催しましたよ

今月は、「手打ちそば教室」がメインです

8月にまいた種があっという間に育ち、10月に刈り取りをしました。
そして、2日前の金曜日に、根本さんが懇意にしている先のそば業者さんに「石臼挽き」をしてもらった粉が届いたのです

みなさん、スーパーに行ってもわかりますが、普通の「完成されたそば」を買うより、国産のそば粉を買った方が高いのって知っていましたか?

それほど、国産の本物のそば粉は高いのです。
それは、先月収穫をしたみなさんであれば、いかにそばの実が少ししかつかないか見て触ってみたので、良くわかることだと思います

しかも石臼挽きで、緑色のまだ完全に登熟していない実も混ざることで、とても良い香りがします

そんな贅沢なそば粉を使って、みんなで根本さんの指導に従って、そば打ち開始

まずは、そば粉と中力粉をよ~くかき混ぜあわせます。


お水を入れてコネコネ。
根本さんいわく、「水を入れた最初が勝負」だそうで、手早くかき混ぜます。
ここで、あまり時間を立てたりコネたりしちゃうと、もう手にくっついてどうにもならなくなっちゃいます


家族みんなでせっせとそば打ちしています。家族みんなが一緒に楽しめる教室です
ポイントは「家に帰っても出来るやり方のそば打ち」。根本さんの説明にみんな食入りながらせっせとそば打ちをしています。


混ぜ合わせがものを丸くして、お饅頭のようにして少し練りこんだ後、円錐の形にまとめて、それをピザのようにつぶします。

これを麺棒(あるいはサランラップの芯)で伸ばします。


角出し(丸い形を四角くするために、端っこを伸ばします)をしたあと、折りたたんで包丁で切ります。

さすが主婦
普通の包丁でも上手に切れるんですね~


できました手打ちそば


はっきり言います。
私、人生で「そばが死ぬほど美味しい」と思ったことはありませんでした。
福島や長野まで食べに行くという人の気持ちがわかりませんでした。
しかし根本さんのそばは無茶苦茶美味い
「そばってこんなに美味かったんだ」というのが率直な感想でした。

いや、本当に美味い
少し緑がかかっていて、香りも、コシも、のどごしも、そして甘味と旨みもどれをとっても凄い

本当に美味しいそばって、凄いんですね~


そして、今日はそばのオンパレード
根本さんの丹波黒大豆とそばの実ともち米で作った、特製のおこわ
もちもちして、とても美味しかったです


今度は、根本さんがそばの実を煎り始めました。
そして醤油を垂らすと、なんとも香ばしい匂いが


これが無茶苦茶美味しい
ポリポリ食べれる自然のおやつって感じです


みんなでお腹いっぱいに食べた後は、午後は落花生掘りです

結構な量があったため、みんなで頑張ったのですが、1時間近くたってみなさんはダウン
「最後まで頑張る」と言って残ってくれた女の子とお母さん、あとはちびっこ達だけで、残りを片付けました。

落花生の実をとった株を運んでくれるちびっこ達。
昨日の雨で畑はグチョグチョで、寒いだろうに裸足でいっしょにお仕事をしてくれています
裸足で土に触れること、子供にはその感触がとっても楽しいんですよね
大地と触れ合う感覚は、子供のうちだからこそ体感してもらいことです


力をあわせてやり遂げて、帰ると、今度は根本さんが「そば粉クレープ」をおやつに焼いてくれました

みなさん、こんなにそばを味わえた1日は今まで無かったんじゃないでしょうか?

美味しいそばを作り、それをこんなに色々な形で味わえるなんて、根本さんって本当に凄いですね~

今回もいつもどおりドタバタしましたが、とっても美味しいそばが食べられ、また大きな問題も無く楽しい時間が過ごせてよかったです


いろいろやってきた「田んぼと畑の自給教室」ですが、今年は残すところ12月16日(日)のあと1回になりました

少しずつ改善を加えて、みんながお互いに楽しく続けられるような会にしていきたいと思います

皆様のご参加をおまちしていまーす