忙しくてなかなかじっくり時間はとれていませんが、それでも2週間に1回は畑に通っています
今、畑にあるのは、ゴボウ、ニンジン、ブロッコリー、結球しなかった白菜、少し寒さでやられている小松菜とほうれん草、あとは5月以降にとれるスナップエンドウとそら豆、にんにく、らっきょうぐらいです。
大根は1月に穴を掘って全部埋めてあります。
土の中に入れることで寒さを免れるだけでなく状態を保ちますので、トンネルやハウスがなくても、自家用であれば3月ぐらいまでは大根にはこと欠きません
今年は雪が多く、また寒い日が続きますが、立春を過ぎ、日が長くなり始めています
畑では青い可愛らしい花を咲かすオオイヌノフグリがあちこちに出てきています
ニンジンは「黒田五寸」です。黒田は割れやすいのであまり作られなくなりましたが、いろいろな農家さんから「やっぱり一番うまいのは黒田だったよな~」と聞きます。
でも、私は正直、あまりその美味しさはよくわかりませんでした。
ただ、今回、ニンジンを引き抜いていた時に気づいたのですが「あっ、香りが全然違う」ということに気づきました。
売っているニンジンからは香りがあまりしませんが、畑で引き抜いた瞬間は、セリ科らしいなんともいえない和製ハーブのような香りがします。
その香りが、他の品種を抜いた時と黒田では違うのです
なるほど、この鮮烈な香りが味わいにつながり、多くの農家さんが「黒田が一番うまいよな~」と言わしめるのだな、と気づきました
その上で、スティックで生で食べるとまるで「柿」のような味がします。子供たちもバクバク
高柳さんの畑の土が良いのもあるのでしょうが、品種の味わいもあるのでしょうね。とっても甘くて、シャキシャキしていてほんと、柿ですね、こりゃ。
こちらは、埋めていたものを掘り返した大根たち。
葉っぱは黄色くなりますが、寒さで痛むことはありません。
昨年はほとんど大きくならなかったブロッコリーもようやく大きくなり始めたので、収穫しました。
左がスティック、右が普通のブロッコリーです
また、みみずの会の農家さんから「玉ねぎの苗の草取りバイト」を依頼されて、早速やりにいきました
トンネルの中は、黒マルチも敷いてあるのでとっても温か
でもこんな風に雑草が既に生い茂っています
この玉ねぎの苗の周りに指を突っ込んで、指で絡めとるように雑草を抜いていきます。スピーディーに抜くにはコツがいります。
これは膝当て。しゃがんでくさを取るのですが、膝をつくことで少しでも楽な姿勢をとるためです。半日ずっとしゃがみっぱなしですからね
トンネル1本終えるのに、1時間半はかかります。
なので午後だけだと2本終えるのが精一杯です。
16:00を過ぎると急に寒くなり始め、17時頃になると手足がジンジン冷えてくる寒さになってきます
全部で20本以上あるトンネル。
どんどん草は生えてきますので、なるべく早く終わらせないといけませんね。。。
畑ではもう春がスタートしています
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