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第1回食と命の教室開催!

第1回 食と命の教室 開催!

2013年02月23日 | 素敵な空間・イベント
ついに、「食と命の教室」の第1回目が開催されました

昨年は根本さんの「田んぼと畑の自給教室」を開催させて頂き、1年が経ちましたが、ことしは、さらに「みんなの農村ネットワーク」の大きな柱がもう1つ立ったことになるのです。いや~、嬉しい

私のベーシックな思想は、「与えられた選択肢を選ぶだけの生き方は、本当に生きていない、恐ろしい生き方」だということ。

そういったことに気づいた後、「農村にあるかつての地域社会、ご縁を活かした生き方、そして出来うる限り衣食住を自分で補う生き方が生活そのもの」ということに気づきました。

それからはそういった道を歩むべく時間を過ごしてきました。

そして、私のような変わり者(?)を受け入れ、かつての農村の話や、食の自給、様々な社会問題などについて、高柳さんが最も刺激的なお話をして下さるので、私は、ほいほい通って夜までお話を聞かせて頂てきました。

そんな中、原発事故の影響もあってか、高柳さんが40年の農業人生を振り返ってみたいとおっしゃるようになったこと、また私が「高柳さんのお話を聞きたがっている人は大勢いるはず」というお話しに「本当かい?」とご関心を持ってくださったこともあり、今回の「食と命の教室」の開催の運びとなったのです

その前段階として、先日、公民館で「高柳さんのお話し会」を開催しましたが、全員が「次もまた話を聞きたい」というアンケートになるほど大きな反響をいただきました。(詳しくは→こちら

そして、本日、ついに本番です

朝の風景。小麦が育つ高柳さんの畑に朝日が降り注ぎます


ご自宅の前では、お母さんが三浦大根の切干を作っていました。
その風景は高柳家にとっては当たり前の光景ですが、都会から参加している参加者から見れば、心が湧き上がるような光景で、みんな寄ってきて「うわ~、凄い~」と観察していました



さて、この「食と命の教室」は、高柳さんのお話を聞くのはもちろん、参加した一人一人みんなが主役で、きちんと意見をいい、話し合い、仲間としてやっていく方針なので、じっくり自己紹介タイムをとりました。

その上で、高柳さんからのお話しがスタートです。
お話の内容は、まずは「有機農業という言葉があることが自体が本当はおかしい」ということから。

先日の公民館のお話し会とは、また雰囲気も違い、よりアットホームな感じでお話しする内容は深く、しかし、笑いあり和んだ雰囲気で、途中質問も入れながら、40~50分ほど、じっくりお話をしていただきました。

高柳さんを始め多くの農家さんに「農薬、化学肥料を使うと、生態系が壊れ生物がおかしくなり、めぐりめぐって人間に返ってくる」ということを気づかせたレイチェル・カーソンの「沈黙の春」のお話し、「機械文明は人類を滅亡に導く」といったガンジーのお話し、添加物の危険性を説いた開祖のような郡司やすたか先生のお話しなど。

例えば、食品添加物のお話しでいうと、食品添加物は380種類あって日本人は平均して年間で5~6kgとっている。日本では年間60万トンの食品添加物が作られていて、人口が1.2億だから、平均すると5~6kgになるわけ。この話は20年前の話だかそれ以降データが無くなってしまったから、現在は実際はもっと凄いことになっている。日本では塩の摂取量を控えるように言っているが、それは化学的に作れたNaClの話であって、本物の塩であれば摂り過ぎということは本来無く、塩の摂取量を制限するなら添加物の摂取量を制限すべきなのではないか、、、といったようなお話が、繰り広げられました。

数多くのお話を元に、今の世の中、生き方、また海外諸国と日本の違いを浮き彫りにしていくお話には、参加者全員が大きな衝撃を受けていました。


さて、お話の後は里山の散策をです。
高柳さんのところは1000年ぐらいは続いている集落だそうです。昔から人が住んでいるかどうかの見分け方は、山があって湧水や地下水が流れていってその下に田んぼがある、そういったところに集落があれば、それは大体が昔からあったところだそうです。


次に私も行ったことが無い高柳さんの畑に連れていってもらいましたが、そこは明治時代になって入植が始まったところの畑でした。かつてはナラ、ブナなどが生い茂っていたところを開梱して作った場所とのこと。確かに先ほどの田んぼがあった場所とは様子が全く違いました。

歩きながら、村の作り、畑の歴史などが学べましたし、また歩きながらみんなでいろんなお話をしました。


そして、昼食タイム
お昼はお母さんと高柳さんの娘さんのあゆみさんが作ってくれることになっていたのですが、みてください
こんなご馳走を作ってくれました
みんなもう大興奮


みんなで、いっただきまーす


無茶苦茶美味しいご飯を食べていると、「わらで作った納豆」のお話がでました。すると、なんと、本当にワラでできた昔ながらの納豆が出てきました。凄い


見てください、このつや
しかも、無茶苦茶美味しい匂いも全くなく、市販の納豆とは食べ物として全く違います参加者の一人は「きなこの味がする」という人もいました。私は「本来の豆の味」が生きているという気がしました。

本当に蒸した大豆をワラに入れただけの納豆って、こんなに美味しかったとは、、、。人生初の味に驚きでした


むちゃくちゃ美味しい手作りご飯をたらふく頂いた後、午後は「トマトの種蒔き」です

私はトマトは苗を買っているので、種からやったことはありませんでした。
ということで、私もワクワクしながら参加

今の時期はまだ寒いのでハウスで育苗します。

まず、苗を育てるところに軽く水を撒いて湿らせます。そこに培養土を入れたトレーを置きます。


次に、1つ1つ指先で軽く凹みを作っていきます。ここに種を蒔きます。


みんなで凹みを作っていきます。プニプニして気持ちいい


さて、今度はトマトの種です。ゴマ粒のように本当に小さい


これを1粒ずつつまんでトレイの凹みに入れていくのですが、100%1粒というわけにはいかず、20~30に1回は2粒入ってしまいます。なかなか難しい

種を全部蒔き終えたら、その上に小さな種の発芽が邪魔にならないような軽い培養土をパラパラっとかぶせます。


みなさんでもやってみます。この教室は「座学」だけでなく、「実践」を通じて有機農業を学ぶのも特徴です。


その後、ひごでトンネルの骨組み作ります。


そして、乾燥防止のために育苗トレイを新聞で覆います。


その新聞紙の上から直接水をササっとかけて湿らせます。


最後に寒冷紗をかけて完成です


これで大体10日ちょっとで発芽するそうです。

ここで育てた苗を鉢替えを挟んで、5月に植え込みます。楽しみ

1仕事終えた後は、今回は1回目ということもあり、みなさんがこの1年を通じて学びたいこと、作りたい野菜などを言ってもらい、それをプログラムに落とす作業をしました。

・ズッキーニがどうしてもうまく作れないので作ってみたい
・田植え、稲刈りをしてみたい
・納豆を作ってみたい(これは私も強くお願いしました
などなど、色々なご意見をいただきながら調整。

そして、今後の日程も調整しました。

17時予定が18時頃まで白熱し、いったん締めることにしました。

参加者のみなさんからは「衝撃を受けた」という話や、「とても良かった。単発で参加したけど、次回から年間で申し込む」というお声を頂きました。

参加者全員が、非常に大きな刺激を受け、満足して頂いたと確信しました


そして、この私も大きな大きな刺激を受けました。
高柳さんのお話しを事あるごとに聞いてきましたし、先日のお話し会のお話も聞いていましたが、今回は「次元が違う」内容でした。

それは1日ずっと高柳さんのお話しを聞いていたこと、また色々な参加者が質問や意見をいい、そこにまた高柳さんがコメントをするといった中で「大きな流れ」が出来ていた気がします。

高柳さんと参加者が、単に情報や知識を行き来させるのではなく、お互いが共感したりシクロしあったりしながら理解を深めあう、「生きている場」だからこそ生まれたものがそこに確かにありました。

この「食と命の教室」では、高柳さんのお話をしたことを私が文字に起すのですが、それを読むのと、あの場でライブで体感しながら聞くのでは全く違います。

主催者の私でさえ、大変興奮して朝の3時過ぎまで寝付けないほどでした

そして「本物は発展していく」というのが世の中の真実だとすれば、「この教室は間違いなく発展する」という思いを持ちました

本当に素晴らしい会となりました。高柳さん、本当にありがとうございました


なお、この「食と命の教室」の会員特典としては
1:年間を通して栽培する野菜の「作付計画表」
2:「野菜の収穫物」
3:農業資材(ワラ、おかげさま農場で使っているウズラの発酵鶏糞など)
4:「高柳さんの畑」を借りて農作物が作れる
5:高柳さんのお話し資料(農村生活・食と命・有機農業など)
6:有機農業の実践のコツ(苗作りのコツ、土作りのコツ、味噌作りのコツetc)
があります。

「食と命の教室」に少しでも関心があれば、100%の自信をもってお勧めします。
人生観が変わるかもしれませんし、知識欲が大いに刺激されたり、あるいは大切な仲間が見つかるかもしれません。

いずれにしろ、食の問題、環境問題、日本の問題、これからの時代の生き方、農村の暮らし方などに関心を持っている人全員に参加してもらいたいと思います。

次回は3月9日(土)を予定しています。

ぜひ、ご関心を持った方はご参加くださいね

くわしくは、みんなの農村ネットワークのホームページまで→コチラ