田んぼと畑の耕育教室 丹波黒大豆枝豆&天日干し米&満月餅&そば刈り!

今月の「田んぼと畑の耕育教室」は、8月に播いたそばを刈り取った以外は
・丹波黒大豆の枝豆を収穫→採れたて&茹で立てを食す
・天日干し米の釜炊きご飯を食す
・根本さんが作った幻のもち米「満月餅」を使ってもちつきをし食す
と、とにかく食べまくる「収穫祭」でした

先日の台風で土曜日は畑はぐちょぐちょ、日曜日は予想以上に雨が降り、わずかな人数で倉庫の下でやりましたが、それはそれで楽しい時間になりましたよ

まずはみんなで、丹波黒大豆の枝豆収穫です。
夏の枝豆は品種改良された早稲のもの。
本来の枝豆は、11月に収穫できる大豆を10月に早採りするものです。
だからこの時期の枝豆は、夏のものと違って味わい深く、甘く美味しいのです。

それが丹波黒大豆ともなれば、粒も大きく、味わい、甘みも断然違います

まずは畑で、枝ごとみんなで引っこ抜きます。


先日の台風でまだまだ畑はぐちょぐちょ。
それがまた気持ちよく、みんなではだしでぐっちょぐっちょ


こんなに採れました~
これをみんなで鞘を外していきます。


子ども達は、もういつものところで泥遊び&水遊び

鞘を外した枝豆をよ~く洗った後、塩でもみもみし、それを沸騰した鉄釜のお湯の中に入れていきます。

お湯に入れた瞬間、ぶわ~っときれいな黄緑色になるんですよね~


茹であがりました~甘くて超極上です


そして同じ頃に、天日干し米の釜炊きご飯も炊きあがりました~


おこげも最高


釜に残ったおこげは、相変らず大人気です


丹波黒大豆の枝豆をのせて、豆ご飯風


また、根本さんの味噌3種をのせて、シンプルにご飯の味を味わいました
左から3年もの、真ん中が今年の普通の大豆の味噌、右側が今年の丹波黒大豆入り味噌です。


参加者のうち、初めてというのですがとってもお上手な夫婦がいらっしゃいました。
お父さんはまるで、職人のよう


とってもお上手ですね


うちの奥さんもなかなかの腕前。輪っかにすると工芸品に見えますね


うちの子は輪っかをかぶらされて孫悟空のようになっていました


さてさて、美味しいご飯をタンと食べた後は、餅つきの時間です。
根本さんが作っている「満月餅」という品種のもち米は、9月中旬の台風が来る時期に出来る古来からのもち米で、天皇陛下が新嘗祭のために植えるもち米だそうです。
味もとっても美味しいそうなのですが、台風が来る時期に出来るので、今ではほとんどの人が作らなくなってしまったそうです。
普通に流通しているのは「月見餅」というもので、満月餅よりどうしても味わいが落ちるそうです。

そんな希少な満月餅を使って、ご存知、根本さんのパワフルもちつき


お父さんもお母さんもぺっタンぺっタン


子供も大人用の杵を持って頑張ってぺったんしましたよ




さあ、つきたてをみんなでワイワイ、もち食べタイム~


奥様方が、見事にわけてくれました


トッピングは、やはり根本さんの丹波黒大豆黄な粉ですね~。
そして同時にいつものおやつのヨーグルトも出ていたので、黄な粉&ヨーグルトあえも作ってみました
これが意外とあって美味しい~


こちらは根本さんの作品、つきたてお餅のチーズかけ枝豆添え。これまたいける味でした


さて、その後は、土曜日はそばを刈り取りました。


コンテナいっぱいのそば。
しかし穂につく実は稲に比べると圧倒的少ないので、これで1人前とれるのかな?っというぐらいです。



日曜日は雨が凄くて外に出れませんでしたが、倉庫の中を子ども達は鬼ごっこをして駆け回ったり、コンテナで階段を作ったりと、とっても楽しそうでした


豚汁や梨なども食べきれないほど出て、お腹いっぱいだった今回の教室。
超高級な丹波黒大豆もたっくさんお持ち帰り頂きましたよ~

来月は、今回収穫したそばを使った「手打ちそば教室」です

子供もお母さんもお父さんも「家庭で出来る手打ちそば教室」、是非ご参加くださ~い
昨年参加したお父さんは、ここで手打ちそばにはまり、その後、ご自宅でそばを打つようになったとか。

来月の「田んぼと畑の耕育教室」は11月17日(日)で~す