2014 寺田本家酒蔵見学会

昨年、大好評だった「寺田本家の酒蔵見学会」。

今年もついにやって参りました

昨年、「主催者だけど、参加者になりたい~」と思ったほど、素敵な時間となった酒蔵見学会&当主のお話会です。

昨年の様子は→こちらから

寺田本家さんの酒蔵見学会は、まず24代目当主の優さんのお話が、とっても素晴らしく、誰もが心がほっこりし、微生物や酒作りの話なのに、人が自然の中で豊かに生きることについて、優しい気持ちで考えることができるお話なのです。

そして、酒蔵見学は、実際に聞くだけでなく、寺田本家の現場がどのような工程で酒を作っているかを知るだけでも十分面白いのですが、その各工程に、寺田本家ならではの「自然酒作り」の考え方を、当主自ら解説してくれるのだから、楽しくないはずはないのです

そして、心と頭が満たされた後、寺田本家の美味しいお酒と、発酵手料理好きなママさん方の美味しい手料理が振舞われるのだから、心も体もほっこり最高になるんです

早速、酒蔵見学会開始です。


入り口を入って右手にあるのが、超大きな釜。
ここで蒸された大量のお米を熱い内に運んで台の上に広げて冷まします。
湯気がモクモク出ている熱い釜に下駄で入って、サウナ以上に熱い釜の中でスコップでひたすらご飯を桶に盛り、外に手渡すという作業をします。
だから、今の時期にふっくらしている蔵人も、一冬超すとかなりスリムになるとか
そのぐらい重労働なんですね~。


今日は既に酒つくりが始まっている日で、蒸し米がそこら中に広げられ冷やされていました。


硬めに蒸してあるせいか、噛むととても甘みが強い蒸し米です。



この後、各工程で優さんがお話をして下さったり、酒母となるものを試飲させてくれたり、糀室に入ったりと、とっても楽しくためになる時間になるのですが、今年は昨年よりも料理のレパートリーが増えたため、私はドタバタしながら配膳のお手伝い

ちなみに今年のメニューは
・大栄みみずの会の有機野菜のスティック(注文もできます♪→こちら
・肉味噌ディップ、納豆醤ディップ
・具だくさん酒粕汁
・酒粕クラッカー2種
・酒粕パウンドケーキ
・酒粕グラタン
・甘酒2種
と、とっても豪華でした(写真を撮る余裕が無かった

お料理を作ってくれたママさん達もせっかく来てくれたので、ぜひ見学していってもらいたかったのですが、子どもの面倒を見ながらは見学はしにくいらしく、お帰りだったので残念でした


ということで、詳しい内容は昨年の様子をご覧下さいこちらから

ただ、終わってみて、やっぱり心も豊かに嬉しくなる時間になったことは間違いなく、多くの方から「とっても豊かな時間を過ごせました。是非毎年開催してください」という有難いお声を頂戴しました

仕事を通じて人をここまで喜ばせ、心を満ちたものにできる寺田本家さんって、本当に凄いと思います。
それだけの深さでものを考え、それだけの覚悟で仕事をしてきて、それだけのことをしているのに常に謙虚で感謝の気持ちを言葉で表す。
寺田本家さんは、お酒の味だけでなく、その生き様、姿勢、在り様そのものが、素晴らしいのですよね

優さんは大阪に行く予定があり、あわただしい中、ギリギリまでお付き合いいただきました。
また、残ったスタッフの方には後片付けもお手伝い頂いたり、聡美さんにはお客様を駅までお見送りまでして頂いたりと、本当にお世話になりました。
本当に、有難うございました

開催中はお酒が飲めなかったのですが、久々に「むすび」が飲みたくなり、1本買って家でグビグビ
まだ11月に瓶詰めしたばかりのものだったせいか、炭酸が聞いていてさわやかなのみ応えで、とっても美味しかった


寺田本家さんに、いつも学ばさせて頂いております。
感謝感謝です。

このご縁、本当にありがたく、また今後も太く長く繋げて生きたいと思います。