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「食と命の教室」同窓会

土曜日は、「食と命の教室」の同窓会でした

 

今年で4年目に入る「食と命の教室」。

 

成田の有機農業農家で代表的な存在の「おかげさま農場」の高柳さんと共に、大地を耕し、美味しいご飯を食べ、食べもののこと、海外と日本の文化の違い、生き方、暮らし方を一緒に学びます。

「ここの土に触れているだけで、ほっこりします」
「体調があまり優れず、来るまでは頭が重かったのですが、ここに来ると体が軽くなります」
「お母さんのご飯が久々に食べたかったんです
「私にはここという逃げ場があるけど、周りには逃げ場を持たない人も多いのも問題ですよね」

と久々に顔をあわせた参加者のみなさんから、この教室の存在意義を感じる言葉がたくさん聞けました。

過去3年で参加された方のうち、都合がつかない人も多かったですが、久々に高柳さんの顔を見れて、話しを聞けて、お母さんの美味しいご飯を食べて、みんな幸せそうでした

今回は、高柳さんが作った自家製小麦粉(日本の小麦粉のほとんど海外輸入で、ほとんどがポストハーベスト、収穫後、船で運ぶ際にカビたり虫がつかないよう農薬を混ぜる、そういった事実を知り、高柳さんは自分で小麦粉を作っています)を使って、「すいとんでも食べよう」となりました。

参加者の1人は、東京でお料理教室の先生。
出汁のとりかたをレクチャーしながら、作ってくれましたが、本当に料亭の味のようで美味い

出汁のとり方のポイントは「時間」と「温度」だそうです。

温度は95℃ぐらい。ぐらぐらお湯が煮えたら火を止めて、10秒ゆっくり数えると大体95℃になるので、それからかつおぶしを入れると、香りが飛ばないそうです。

もう1つ、時間については、花かつおなど薄いのは早くだしが出るけど、厚切りだと時間がかかる。
それと表面積を出来るだけお湯につけるよう、しゃばしゃばとかきまぜながらやるそうです。
これはやりながらどのぐらいの時間が良いかは感覚で覚えるそうです。



こちらはウーファー(ファームステイ)で来ているイタリア人のフランチェスコ。
ここに来るウーファーさんは、大体が日本語をしゃべれるのですが、フランチェスコはあまりしゃべれないので、英語でぺらぺら。
私も1日、英語のシャワーを浴び、楽しかったけど普段使っていない脳を使ってちょっと疲れました

そして、イタリア人だから、食べものの話はもう止まらない
例えば、イタリアのカフェといえば食事をするところ、パブといえばコーヒーを飲むところ、バーといえばお酒を夜に飲むところ、だそうです。
パスタの種類も色々話してくれましたが、その熱く語る口調は「さすがイタリア人だな~」と思いました

おれはオペラをうたっているところ。さすがパワフルな歌声でした



さて、すいとんも出来、お母さんが作ってくれた料理も揃い、早速食べながらワイワイガヤガヤ。
この教室は1回目ですぐにみんな打ち解けるアットホームな雰囲気があるので、3年ぶりの方もすぐにいつもの通り居心地の良い状態に



そして、みなさんが共通した楽しみにしていたのがお母さんの手作りご飯
漬物、イカ大根、お雑煮、キンピラ、みたらし新粉餅、海藻の煮付けなど、どれもお腹も心も大満足です



高柳さんと参加者のお得意のギターセッションもちょっとだけで見れました



そして、少し落ち着いたところで、高柳さんが取り出したのが「遺伝子組み換え問題」についての昨年発売されたDVD。

今まで、モンサントに対する反対運動はたくさん繰り広げられてきましたが、今回のはアメリカの最新情報を鋭く、かつ多岐に渡って網羅していて、凄かったです。

一般の人は信じられないでしょうが、遺伝子組み換えは凄いところまで来ています。

例えば、クモの糸は人間では作れないほど細さに比べて頑丈です。
そのクモの糸を人工的に沢山作り出すために、クモの遺伝子を入れたヤギ。
牛革をとるために、皮膚が牛の皮になる豚。

これは既に実現していますが、沢山、牛乳を出すよう遺伝子を挿入したホルスタイン。
自然界の倍の牛乳が出るようになった牛の乳は、慢性的な乳腺炎で、膿も混じり、それを多量の抗生物質で何とかしようとしています。

農薬対抗性をもった牧草については、反対運動が功を奏して、ようやく牧草として食べさせてはいけない、という状態まで持ってくることが出来たそうです。

アメリカを除くと、世界でも人口当たりもっとも遺伝子組み換え食品を導入している国の1つである我が国日本は、スーパーで並んでいるものの70~80%は遺伝子組み換え物が入っています。

具体的には、まずは肉、卵。
アメリカ産の肉だけでなく、国産の牛・豚・ニワトリ・卵で遺伝子組み換え飼料を与えていないものはほとんどありません。

それは、世界の畜産飼料のほとんどが遺伝子組み換え大豆、コーンだからですね。

次に油。外食の油をはじめ、安い油で「遺伝子組み換えでない」と書いていないものは、全て遺伝子組み換え原料を使用しています。


更に添加物。
添加物はエイズウイルスやモザイクウイルスなどを使って、必要な機能をもった遺伝子を生物に送り込み感染させるような形で組み込みます。
それを元に、化学的に抽出したものを原料を中国などの添加物メーカーが仕入れ、加工し、それをまた日本の食品メーカーが輸入して使う仕組みで、ある中国の会社の話ですが「EUにはきちんとしたものを。規制が無い日本には粗悪なものを出しても大丈夫」という感じで流通しているそうです。

話がそれましたが、遺伝子組み換え大国のアメリカで、こういった食品の安全性を規制するのがFDAという国の機関ですが、ここのトップが歴代、モンサントの人間だったりします。

そのため、規制どころか野放し状態がずっと続いていました。

しかし、遺伝子組み換え食品を食べると腸に小さな穴が空き、そこが炎症を起こすという事実が明らかになり、また、一度取り込んだ遺伝子組み換え大豆からは、ずっと毒素が腸から出続けるという研究結果もわかってきました。

遺伝子組み換え食品を完全に絶つと、子供の体調が良くなったり、流産や病気が多い家畜が見違えるほど元気になったり、という現象があちこちで起き、空前の遺伝子組み換え反対キャンペーンが続くアメリカ。

そういった事実を知るにつけ、「お~、怖いな~」と思いました。

何が怖いかというと、高柳さんの言葉の中身です。

「アメリカで20年遅れたものが日本に来るんだよ。1970年代、アメリカでこのままではアメリカ人は成人病で人口の半分が何かしらの病気にかかり、医療費が国家破綻を起こす、という事態になり、ファーストフードで健康被害訴訟が始まった。そんな時代に、日本にファーストフードが入ってきた。同じように、ホルモン剤や抗生物質が多量に使われた家畜をEUは輸入禁止措置をとったが、日本は基準をどんどん緩めている。ネオニコチノイドなどの農薬も同じ。遺伝子組み換えもこれからTPPでどうなるか」

また、同じようなことを日本がやっている、という話も高柳さんから聞きました。
「以前、カンボジアかどこかの国の農業関係者を連れて、国の役人がやってきたんだ。それは日本の「援助」の一環で、農業技術指導もするということで、その話しを聴きたいということだったんだよね。そして、カンボジアの人が『日本の色々な問屋や商社から、色々な農薬を使うように勧められているんですが、どれをどのぐらい使ったらいいのでしょうか?』と聞いてきたんだ。私は『そんなもの1つも使う必要は無い』と言ったんだが、それから日本の役人は何も言わずに帰っちゃったんだよ(笑)

でも、酷いんだよ。日本でも農薬は大体20年経つと、危険だということで使用禁止になる。20年経つと人体実験の結果が出るようなもんだよ。でも、農薬は作ってしまったまだ在庫がある。すると、やつらはそれをまだ規制が無い東南アジアの発展途上国に売りに行くんだよ。酷いよな~。アメリカも自国で規制がかかったものを日本に売りつけるけど、日本でも同じようなことをやっているんだ。汚いよな」

そんな真面目な話しを久々に聴き、参加者のみなさんも久々に、食のことや、生きる上で大切なことに思いを馳せたようです。


その後は、参加者同士で語り合い、笑いあい、食べ、18:00過ぎまで続きました。

そして、その後、個人的に20:30過ぎまで久々に高柳さんとお話。

というのも、昨年の教室では駅までの送迎が毎回あったので、あまりゆっくりお話を聞けていなかったんですね。

私が、自分の子どもに「手習い」をさせようと考えている、という話しをすると、

「子供を可愛がることと育てることを勘違いしている親がいるな」
「勉強するというのは、わからないことを知って、それを学んでいくことを言うんだよ」
「私には師匠という人がいたな。むのたけじや石川先生(岩手大学の農学者)から教えてもらって、その土台の上に無着先生がいるんだよな。そういう意味では今の人には師匠はいないのかな。人生において師匠は居た方がいいな。いなければ探し求めないといけないぞ」

などなど、久々に1対1でお話を堪能しました。

 やっぱり高柳さんは有り難い存在ですよね。

私も巡りあえてご縁を頂けて本当に有難く思います。

そして、高柳さんとの出会いで人生に影響を受けるであろう人がたくさんいることを再認識できました。

今年も「食と命の教室」、きちんと運営していけるよう準備をしていこうと改めて思った時間になりました。

ご関心がある方は、是非、お越し下さいね。

「食と命の教室」については→こちらから