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食と命の教室:田んぼにヒマワリ・ゴマ種蒔きなど

5月の最後の日曜日は「食と命の教室」でした。

実は、高柳さんのお父さん(御年90歳)がこの1週間で歩けなくなり、急きょ、お世話をすることになり、ドタバタしながらなので、午前中は、私が中心で開催しました。

そのため、私も作業をして写真を撮れませんでしたが、まずは先月みんなで枝豆やトウモロコシを作ることになった畑の草取り。
1人でやったら半日かかるのも、みんなでやれば1時間ちょっとで済みました

農業は人手だな~

そして、素足で田んぼに入り、草取り

あの泥のニュルニュルした感覚は毎年たまりませんね~

そんな感じで、午前中はひたすら田畑作業をして、お腹ぺっこぺこで、いつもの美味しいお昼ご飯です


さてさて、高柳さんもお父さんのお世話が一段落し、午後から合流です。

この時期は毎年、油を搾るためにヒマワリとゴマを蒔きます。

まずは、恒例のヒマワリの種を蒔きます。

畝間80㎝、株間50㎝で、メジャーをぴ~んと畑の端から端まで延ばし、50㎝間隔で穴をあけます。


そこに種を2粒蒔きます。

去年は1粒だったのが、結構、虫にやられるなどして欠株が多かったので、今年は2粒なのです。


みんなで1列に並ぶと、ほんと早い
ちなみに、ふかふかの畑なので裸足でやる人も


さて、ヒマワリの種を蒔いた後、ここで休憩。

そこで高柳さんが取り出したのは、なんと大玉スイカ

毎年、小玉スイカを100個ぐらいつくって、毎日、水の代わりにスイカを食べるのですが、それにしてもまだ出来ていないはず、、、

お話を聞くと、ヒマワリプロジェクトをやっている八街の仲間が持ってきてくれたそうです

今年の初スイカ、とっても美味しかったえすよ~


食べた後は「ごみは畑にでも捨てちまっていいぞ」ということで、なぜか、スイカの皮飛ばし大会が始まりました


さて、休憩をはさんだ後は、ゴマを蒔きます。

ゴマは小さいので手で蒔いてなんかいられません

ということでシーダーという種まき機を使います。


真ん中のプラスティックの容器に種を入れ、アジャスターや部品を交換すると、種の蒔く間隔などが変わる優れものです


まずは高柳さんがお手本を示します。
近くの足元より遠くを見ながら歩くのがコツです。


参加者も細かく聞いて、チャレンジします。


一方で、親子で参加の方もいるので「あっちにいって帰ってくるまでママと競争したら?」と呼びかけると、素足でヨーイドン



畑作業が終わったら、みんなで休憩後、お話しタイムへ。

今月は高柳家に伝わる「養生法」「伝統療法」のお話です。

高柳家では、昔からおじいさん、おばあさんのやってきた民間療法や養生をいまだにやり続けています。
特におばあさんが、「医者の世話になるぐらいなら死んだ方がまし」という頑固者で、決して医者にはいかなかったそうです。

それでも、高柳家は長寿で、み~んな90歳ぐらいまで生きているんですよ。

おじいさんは、満州から帰国している途中で、脊椎カリエスという白血病の一種になり、病院に寝かされていたそうですが「このままだと死んでしまう」と思い、独学で治療法を学び、1人、生き延びて帰国したそうです。

おばあさんも、指の爪の間に3センチぐらいの木屑が刺さってしまって抜けないことがあり、それでも「医者に行かない」といい、庭にあるゆずの木の葉っぱを空き缶に入れて蒸し焼きにし、葉の炭を作って塗ったら、翌日、きれいにするっと抜けたそうです。

また、いわゆる「赤本」をもとに、昔からの伝統療法を今もやっています。

「赤本」というのは、大正から昭和初期までの伝統療法を看護大尉の築田さんという方がまとめたもので、1000万部だったかを超える大ベストセラー、超ロングセラーの本です。

負傷兵の治療はもちろん、その家族にも軍から配布されています。

例えば、日露戦争の時にチフスなどが流行り、相談された築田さんは、「梅肉エキス」を飲ませることを提案し、全兵士にいきわたるようにしたところ、ぴたりと止まったという話があります。

梅肉エキスというのは、青梅をすりおろして、1カ月ぐらい乾燥させると黒いトロトロしたエキスになるものです。
殺菌力や胃腸を調整する力が強く、また病気にも強くなります。

高柳家は、風邪を引いたら、梅肉エキスを飲ませて寝かせておけば、治る、ということをやってきました。

なので、昔、娘さんが小学生のころ、風邪を引いた同級生がいて「なんで、風邪を引いたら医者に行くの?」と聞いた娘さんが、周りからびっくりされた、というエピソードを話してくれました

高柳家は、医者に行かず、自分で養生して治すもの、というのが娘さんには当たり前になっていたんですね。

高柳家では、この「赤本」をもとにいろいろな療法もやっています。

たとえば、打ち身で腫れてしまった場合などは「マムシの焼酎付け」を塗るそうです。
医者の湿布より、よっぽど腫れが引くそうで、コンクリートブロックが落ちて、手がダルマのように腫れてしまったときも、乾いては塗り、乾いては塗りを繰り返すと、腫れが散っていくのが目に見えるほどの効果だそうで、大概、1日で痛みが治まり腫れが引くそうです。

だから、マムシは貴重だそうです。捕まえ方や作り方も教えてくれました

膿が出るようなものには「ドジョウの開き」を張るそうです。
ドジョウが乾くとまた新しいのを張り、ドジョウが乾かなくなれば、大体治っているそうです。

高柳さんが使っている「赤本」は、東城百合子さんの「自然療法」の本の元にもなっています。

私の手元にも新品が1冊ありますので、必要な方はお声がけ下さい。


それにしても、こういったことを未だにやっている高柳さんはすごいと思います。

ただ、高柳さんに言わせれば「西洋医学はたかだが数百年。漢方なども中国の医療から見れば何千年と続いてきたもの。江戸時代はほとんどが漢方医だった。そしてケガや病気になったら医者に見せればいい、と最近の人は考えがちだが、昔は自分で養生するという考えだったんだ」とのこと。

私も2年前に体調を大きく崩してからは、養生をしています。

昨年、体調を崩したときは、高柳さんがわざわざ我が家まで来てくれて、土瓶とゲンノショウコとケツメイシと梅肉エキスを持ってきてくれました。それから、何か食べすぎたり、胃腸が弱っているときなどは、ゲンノショウコとケツメイシを煎じて飲む習慣が付きました。

梅肉エキスは買っていますが、子供たちもたまにおやつの代わりに舐めていますよ

生活は外から与えられるものではなく、自分で作っていくもの。

健康も医者に頼らず、自分で作っていくもの、ですよね。

そんな「食と命の教室」、次回は6月23日(土)です。

農村の生活に触れたい方は、ぜひお越しくださ~い