今年最後の「田んぼと畑の耕育教室」 丹波黒大豆の収獲に餅つき♪

(土)(日)は今年最後の「田んぼと畑の耕育教室」でした

1年を締めくくる教室は、高級食材の「丹波黒大豆」の収獲と「餅つき」です

5月からスタートしたこの教室。
田植えの時期は周りは一面の緑に覆われていました。
それが秋には黄金色に染まり、稲刈り後は寂しい土色になり、12月になるとまるで寒々しい季節になります。

風景はもとより、田畑に入って遊んでいたころとは違って、遊び相手のカエルや虫もほとんど見かけなくなります。

そんな季節の移ろいを体験できるのも日本の良いところですし、普段の生活ではあまり感じない変化も、同じ場所に通い続けることで変化を感じるのですよね~。

さて、1日目は強風で、コンテナも倒れるほど


そんな中、まずは丹波黒大豆の収獲です


カラっカラに乾いた丹波黒大豆ですが、子供たちは「枯れちゃったのをとるの?」という質問。
なるほど、確かに枯れるまで待ってから収穫するので、収穫時というより子供たちが言う「枯れちゃったの?」というのは正しい表現ですよね

そんな枯れちゃった大豆を引っこ抜いて、鞘から1粒ずつ豆を取り出します。


鞘の中には黒豆が


5月にみんなで蒔いた種が大きく育ち、10月にはみんなが「むちゃくちゃ美味しかったです」と絶賛した「丹波黒大豆の枝豆」に
それが2ヶ月経つと、黄緑が薄紫色になり黒くなるから不思議ですよね~

さて、みんなで黒豆を収穫した後は、早く終わった家族は縄跳びをしたり、餅の準備を見学したりと様々。

そして、いよいよ餅つきです

私は合いの手をやっていたので写真が撮れませんでしたが、子供たちはもちろん、親御さんも餅つきを楽しんでいましたよ~

そして、つき立ての餅を、お雑煮、あんこ餅、辛味餅、砂糖醤油と色々なトッピングでひたすらお餅を食べました

でも、根本さんの商品で一番人気の「丹波黒大豆の黄な粉」はなんと年末の注文で在庫切れを起こし、黄な粉もちは食べれませんでした。残念


そん中、一番おいしかったのがコレ

玄米餅です。

お米には玄米があるように、当然ですがもち米にも玄米があります。
そのもち米の玄米をそのまま餅にすると、風味が抜群で、むちゃくちゃ美味いんです
また、半殺しといって粒粒をあえて残して、醤油と海苔で食べると、これまた絶品
「もうお腹いっぱいで食べれない~」といっていた子供たちが、「美味い」といつの間にかさらに3つ、4つ食べていました



餅を食べてお腹いっぱいになり、少し遊んだ後は、今回は燻炭器という道具をつかって、もみ殻を焼いて焼き芋をしました

ところが1日目は強風のためなかなか火がつかず、仕方なく横にあった穴で焚火をし、時間がない人はこちらで焼いてもらいました。
でも木材の熾火もなかなかの具合で焼けましたよ、良かった~。


2日目は根本さんが新しい燻炭器を買って来たので、上手に焼けました


美味しそう~紅はるかを炭火で焼くと、もうトロットロで甘くてたまりませんよね~


お芋を食べた後はフリータイム
いつものお友達もみんなで楽しくあそんで帰っていきました。


5月はまだ歩けなかった子が、12月には歩けていたり、「ずいぶん大きくなったね~」なんて子がたくさん出てきます。

小さな子にとっては、まだ短い人生ですから、半年もすれば大きくなるのは当たり前ですね

そんな子供たちが小さいうちに田畑や自然や異年齢の子供たち、家族たちと囲まれながら自由に遊べるこの教室、毎年毎年たくさんの方からお申込みを頂き、楽しい時間を過ごさせて頂いています。

そして今年も大きなけががなく、無事に終了できたことを幸せに思います

新年は最後の教室で「味噌作り」を行います。

この教室はリピーターが多いのですが、最も多いのは味噌作り。それほど美味しいからなんですよね~。

ということで、来年も是非、みんなで楽しく育っていきたいと思います。

あっ、味噌作りをしたい方は、ホームページからお申込み下さい。→「みんなの農村ネットワーク」

また、来年、みんなと会えるのを楽しみにしています