今年2回目の味噌作り

日曜日は今年2回目の「味噌作り教室」でした

毎年、この時期は申し込みが殺到するのですが、今年も超満員

特に、特に午前の部は手違いがあって満席以上になったため、倉庫内に子ども達だらけで幼稚園状態でした

初参加の方もいて「あまり味噌汁を飲まないので、自分で作って味噌が好きになってくれたら」というお母さんがいて、「あ~、すばらしいな~」と思いました

確かに子供って、田植えの際にドロドロが嫌で泣いていて1分も田んぼに入っていなかったのに、秋の収獲の際には「○○が育てたお米なんだよ」と誇らしげになるんですから、面白いですよね~

自分で作った味噌を食べれば、味はもちろん美味しいだけでなく、「自分の」という気持ちで本当に好きになるだろうし、そこからご飯や日本食好きになってもらえれば何よりです

午後は、バッテリーが上がってこれなくなってしまった方などいて、合計6家族でそこそこ混んでいたのですが、午前の部を凄すぎたので、なんだか空いていると勘違いできたので、のんびり楽しくできました


また、今回根本さんが1年物、2年物、3年物の3種類を用意してくれました

よく質問で出るんですが、味噌っていうのは梅干しと同じで、何年たっても食べれます。
でも、色もどんどん変わっていくし、風味も変わっていきますし、何より糀で発酵して出来たアルコールが飛んでしまうので、時間がたつと香りが無くなっていくんですね。

だから5年目ぐらいになると、甜面醤のようになるので、炒め物のに使うと良いです。

自然食品系の方は、4年目以上のものしか食べない、という人もいますけどね。

ほら、見た目も全然違うでしょ?


今回、一番印象に残ったのが、午後に参加したらお母さん。

いつも仲良くしてもらっているお母さんですが、珍しく子供を連れず、一人で参加。

そのママ友も一緒に参加していたので、2人でぺちゃくちゃ話しながら味噌作りをしている様子をみて「これが味噌作りの醍醐味の1つだな~」と思っていました

味噌作りは1人でやると修行です

でもみんなが集まると、おしゃべりしながら楽しくできるのがいいんですよね

特にこのお母さんは中学生から幼稚園までお子さんがいるので、いつも子供と一緒。

1人は珍しかったので、「子供がいないから、たまにはこの後、お茶にでも一緒に行ったらどうですか?」と水を向けましたが、「いやいや」と言いつつも、味噌作りが終わった後も、2人は1時間以上立ち話をしていました

いつも子供のことや旦那のことが最優先の母の鏡のようなお母さん。

話題も子供のことばかりでしたが、今日は1人で来たからこそママ友と1時間以上も立ち話が出来たわけで、とっても楽しそうでした

子供はもちろんかわいいけど、子供のことを気にせずに、ひたすらママ友としゃべる時間は、特に子育て中のママさん達にとってはかけがえのない時間ですよね~。