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食と命の教室「土の世界を知る」

今年2回目の「食と命の教室」がやってまいりました
今年はなぜかお申込みが多く、すでに満員御礼で席に余裕が無いほど。
時代がより求めているのですかね~。

さて、今回のテーマは「土の世界を知る」です。
まずはいつもの通り、朝にご挨拶とちょっとしたお話をした後、農場の近況を知るために、ちょっとした散策です

こちらは、おかげさま農場の出荷場。高柳さんがちょっと用事があったようで、立ち寄ったのですが、みなさん初めて出荷場をみて「へ~、ここから出荷されているんですね~」と興味津々


その後に道すがら、通ったのが小麦畑。
高柳さんから小麦の説明がありました。
「以前、小麦のことを調べていたら、流通している小麦の代替が残留農薬があるということを知ったんです。でもそれは基準内だから良い、ということになっているんですね。でもそれじゃだめだろ、ということで、しばらく作っていなかった小麦を再開するようにして、そからここ10数年は毎年小麦を自分で作って、小麦粉も自給しています。昔は小麦や落花生を必ず作物の間に育てていたんですよ。小麦は土をリセットするといいますが、吸い込む力が強いんです。それで色々な要素をいったん吸わせることで、連作障害などが防げるんです。もう1つは、科本科といって、稲科は根がぐわっと地中に潜り込むんです。1mぐらいは行きます。そういった根が地中で腐ると栄養になるでしょ?そういう意味でも小麦を定期的に植えるとその畑は良くなっていくんです」


さて、小麦畑を通って到着したのが今回の「土の世界を知る」の1つ目の学び、野ざらしにした馬糞堆肥の見学です。
ホトケノザがびっしりと生えています


触ってみるとサラサラで、みんな「全くにおわないんですね 」とびっくりしていました
高柳さんいわく「堆肥が本当に良いか悪いかは種を蒔いてみればわかります。発芽して育つようならばきちんとした堆肥、いわば土になっている。そうじゃないのは命を育てられないまだ未熟なものだな」と、わかりやすいですね~。


こちらはおかげさま農場で使っている肥料の説明。
昔は米ぬか、石灰、鶏糞といったものを順番に撒いてから畑を耕していたのですが、それが手間になってきたので、肥料屋さんに「おかげさま農場の肥料」を指定した材料とブレンド比率で作ってもらったそうです。


こちはら田んぼの準備の一環で、水に浸けている種もみ。
もみ殻がついている状態でお米を水につけて、飽水させることで、発芽を促しています。
これから芽が出てくるころに育苗箱に蒔いて、今度は苗作りが始まります。


お次は先月に蒔いたミニトマトやナスの見学。
実はハウスの換気に失敗して、中が40℃ぐらいになって、一部焼けてしまったそうです
「まいったよ。半分ぐらいかな」と高柳さんもお困りの様子


こんな感じで真ん中の方が芽が出ていません。外側は外気に近いから冷えているのですが、内部は熱がこもっちゃったんですね。。。


最後に母屋の前の水桶。
これは山に湧き出ている清水をパイプを通してひっぱってきているんですよ
山に何かあったらわかる、ということや、震災の時などにもこれで水を補給したそうで、近所の人ももらいにきたことがあったそうです。
薪があり、水があれば、電気が止まっても生きていける、ということなんですよね


みんな「飲んでみたい」ということで試飲。美味しかった


そして、小屋に戻って土の世界の映像を観よう、と思ったら、初参加の方が「ギターがあるんですね」と言ったものだから、高柳さんは「聞くか?」と言って、いきなりギターが始まりました


そんなこんなでちょっとした演奏を聞いた後に、今回のテーマである「土の世界」を顕微鏡で覗いた映像をみんなで視聴しました。

土は窒素・リン酸・カリが主要元素と言われていますが、実際は生き物の住処であり、その生き物がいなくなれば「死んだ土」です。

例えば、土をスコップいっぱいすくって、電気をあてると、その熱や乾燥をきらって、ヤツデ、みみず、カメムシ、ムカデなどがうじゃうじゃと出てきます。

それは我々の目に見える範囲。

小さじいっぱいの土をすくって、これを電子顕微鏡などでみると、そこには1億もの小動物や微生物がいるんです。

ダニやワラジムシの赤ちゃんから、それらの死骸を食べるカビ、バクテリアなどなど。

みみずのウンチの中をみると、そこには小宇宙が広がっていて、生態系が出来上がっているんです。

ダニなどの死骸を食べる虫、その死骸を食べるバクテリア、そのバクテリアなどが何百、何千種類といるんです。

そのような生態系の中で、植物は根をのばし、その根に寄生するバクテリアに栄養をあげつつ、バクテリアからも栄養をもらう。

単なる化学物質の世界とは違うんですよね~

みんな真剣に。例えばこれは毛根の映像。


時間が経つと、そこからさらに目に見えない毛細根が広がっていきます。


根っこの中に微生物がうごめく映像。


みんな初めてみる「土の世界」に感動を覚えていました。

さてさて、映像の最後の方には既にお母さんが作ってくれたお昼ご飯が運ばれてきていたので、みんな待ちに待っていたお昼ご飯です


素敵なランチプレートですね


前回もそうだったのですが、今回も「どうやったらこんなに美味しくなるんですか?」という質問が飛び交い、高柳さんが電話して、お母さんを呼び、みんなであれやこれやら、芋の煮かた、味付け、大根の漬物のレシピなど、根掘り葉掘り30分ぐらい聞いていました。
ちょっとしたお料理教室でしたが、まあ、本当に美味しい野菜を美味しく作ると、肉などがなくても子供もパクパク食べるんですよね~



さて、お腹いっぱいになったあとは、みんなで畑で種を蒔きます。

まずは、鶏糞を撒きます。匂うので、逃げる女子もいましたが、「やりたいです」といって参加する女子もいて、いろいろですね~


トラクター姿は特に男の子は「格好いい」と大人気


さあ、みんなで1粒1粒蒔いていきます。


その後、不織布といって、霜よけの布をかけて、裾に土を載せて風で飛ばされないようにします。
鍬を使ったことが無い方もいたので、高柳さんからレクチャー


作業が終わった後は、お土産の収獲です

まずは、サニーレタス


次はかぶ


中には自生しているふきのとうを収穫した人も


そして、お昼に出た菜花を摘みました。


きれいですね~


中には、カモミールを根からひっがえしてお土産にする方も。


色々お土産を手にした後は、みんなで色々な感想を言い合いました。

高柳さんも色々話しましたが、「土の世界には小さじ1杯で何億もの生き物が生きている。そこで初めて健康な野菜が育つわけです。人間も腸に100兆の微生物がいることで、初めて健康な命が保たれる。両方とも同じだと私は思うのですが、生命力あふれるというか、健康な命が育つところというのは、そういったたくさんの無数の生き物が生きているところなんだと思うんです」という言葉に、みんな同感していました。

そんなこんなで今回も深く楽しく学んだ「食と命の教室」。

今年度は既に満席ですが、このメンバーで楽しく深く学びあっていきたいと思います