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食と命の教室:クモやカマキリの役割

今月の「食と命の教室」もひたすらスイカを食べ、夏野菜を収穫し、ヒマワリとゴマを見学する、という感じで過ごしましたが、午前は「田んぼの草切り」をやりました。

田んぼは今は収獲シーズンです。

ただ、高柳さんの田んぼは無農薬栽培ですので、どうしても草が出ます。

特に、紙マルチで草を抑えるようになってからは、紙マルチの継ぎ目のようなところはちょうど1列に草がザ~っと生えるのです

そんなところを稲をかきわけ、10人ぐらいの人手でやると、1時間で1枚の草がほぼなくなるんですね。

農業は人手だとつくづく思います


そんな田んぼの行き帰り、ある参加者が「クモってなんでクモの巣を張っているのですかね?あれで虫をひっかけて何をしているんですかね?」と聞いてきたのです。

最初は質問の意味が分からなかったので「えっ、どういう意味ですか?」と聞き返したほどです。

つまり、クモが巣を張って虫を捕まえて、それを食べるということ自体を知らなかったんですね。

ちょっとびっくりしました

その方は、もうお子さんが高校か大学生ぐらいの方で、世間の事をあまり知らなかった、でも勉強し始めたら色々わかり始めて、という方で、この教室にも参加して下さっているのですが、ある意味、純粋なわけです。

「クモの存在する意味っていうか、役割って何かわからなかったんですね。でも、この前、教えてもらって、虫を取ってくれるんだと知ったんです」
という話も。

虫と取ってくれるというのは人間側から見た勝手な見解なわけですが、それにしても、クモの巣が捕獲するためのものということを知らないという方に初めて会ったので、カマキリなどの話もしたら、「カマキリって、虫を捕まえて食べるんですか?」という反応

ということで、カマキリやクモやカエルなどは「捕食生物」で、虫などを捕まえて食べて生きているという事、バッタなどは草を食べて生きている(この方はこのことも知りませんでした)ということなどをお話ししました。

そして、「春の芽吹き、そして葉っぱが出てくる頃に、芋虫が出てきて葉っぱを食べ、花が咲くころにチョウチョが飛び交い、チョウチョやバッタなどが出てくると捕食動物のクモやカマキリが卵から孵って出てくるんですよ。自然の流れと言うか順番がちゃんとあって、すごいですよね~」と私もお話ししながら、久々に自分の言っていることをかみしめました。

世の中には男の子というか、私達からみれば当たり前と思っていることを知らない方がいるいうこと。
でも、そういった方がいるからこそ、こちらも当たり前のことの意味を改めて再確認出来る、と思いました。

全ての生物の最終目的は次世代に命をつなぐこと。

そのために食べるもの、食べられるもの、生態系があって自然の大きな流れに属しているということ。

人間も自然の一部であって、他の生き物のおかげで生かして頂いていること。

カマキリやクモにも役割があって、何かしらの外敵になる一方で何かしらに益をもたらしているということ。

人間もそうですし、生き物もすべてが持ちつもたれつ、ということなんですよね。

な~んていうことを、ふと思った今月の教室でした