この(土)(日)も「田んぼと畑の耕育教室」

先週の(土)(日)につづいて、この(土)(日)も「田んぼと畑の耕育教室」でした毎年、延べ1000人ぐらいの親子が参加するこの教室、田植えが一番人気のため、普段は月2日しか開催しませんが、5月は4日間開催します

そして、今年は収容場所が拡張したため、いつも4月上旬には満員御礼にしていたのですが、今年は受付を延長したため、例年より多く、この4日間だけで300人ほどの親子が参加したのです

「みんなの農村ネットワーク」を設立し、この「田んぼと畑の耕育教室」を初めて今年で7年目となりますが、「農村と都市部住民の架け橋となる」べく、自称「農村コーディネーター」として頑張ってきましたが、私ごとながら「農村の体験の場」というのは、「価値があるな~」と毎年思います

というのも、最初はムスっとしていた大人も、田んぼに入るとあ~ら不思議、みんな笑顔になるんです
そして、普段は「汚しちゃダメ」と怒られている子供も、ここでは「もっと泥んこになりなさい」みたいなことを言われるわけです

普段、一生懸命働いている大人ほど、「何も考えずに田植えをするって、こんなに気持ちの良いものなんですね」と、物凄くリフレッシュされますし、子ども達はカエルハンターと化して、カエルを捕まえたり、ワニのようになって田んぼを這いずりまわったりと、まあしたい放題

何年も通っている親子だと「1年目はうちの子、まったくダメだったのに、今年はあんなに楽しそうに入っています嬉しいです」なんてお母さんもいます。

私が東京にいたころ、「こういった場を提供する側に回りたいな」と思っていたわけですが、あの頃に比べて、今も年々こういった場の需要が高まっていると思います。

そして、色々な親子の関係を見ていると、下手な施設より、青空の下で思いっきり自分を解放できる農村の田畑というのは「価値がある」と思うのです。

何より、田舎の人と心を通わし会話をする、なんてことは都会の人から見れば、ほんと、心も温まるものですからね~

リピーターの親子のお母さんが「うちの子、帰りの車で『こういったところに住みたいな~』なんて言うんですよ」といった話もあります

延べ人数で7000人近い親子が参加してきたわけですから、必ず、大きくなった時に帰ってきたい場所として「農村」が1つの選択肢となる人も出るはず。

そういった「場」を体験しているかいないか、というのは子供にとってとっても大きいと思うのです


という話はさておき、この土日も、まずは根本さんの田植え教室から始まりました


日曜日は曇りがちでちょっと寒かったですが、小さな子も大人も夢中に田植えをしたり、ドロドロ遊びをしていましたよ


そして、思いっきり田んぼをやった後は、食べ放題の釜炊きご飯とおかずのてんこ盛り
小さな子でも3杯お替りする子もいて、まあよく食べる事
「うちの子、こんなに普段は食べないのでびっくりです」と毎年聞くセリフを今回も聞かせて頂きました


美味しいご飯やおかずだけでなく、例えば、おこげやそばの実なんかも。
おこげなんて、今時の子は知らない子が多いですからね~。
そばの実も、ここ数年セレブに大人気のようで、良く売れました


そして、根本さんお手製のヨーグルトに、根本さんの丹波黒大豆の黄な粉は最強の組み合わせ。あっという間に毎回無くなります


お腹いっぱい食べた後は、畑でまずはミニトマトの苗を植えます。
この4日間で90株ぐらい植えたので、7月、8月はもう入れ食いです
子ども達は片っ端からなっているものをその場で食べれちゃいますよ


その後、落花生を蒔いてプログラムは終わり。

その後はフリーで、田んぼに行って田植えを続行する人もいれば、カエルを捕まえる親子も。

特に今回は週半ばに雨が降って畑のフリースペースがトロトロになっていたので、みんなそこで、トロトロぐちょぐちょを楽しんでいました


この4日間、300名ぐらいの親子を迎えましたが、今年もまずは初回、無事に終わって良かったです
早速お礼のメールもたくさん送ってくださって、「あぁ、今年も良かったな~。そしてスタートしたな~」と思います。

体調を整えて、これから約1年間、沢山の親子と一緒に私も楽しんでいきたいと思います