5月の「田んぼと畑の耕育教室」が終わりました♪

先週の(土)(日)、そして昨日&一昨日の計4日間、300人以上の家族を迎え入れ開催した「田んぼと畑の耕育教室」の5月が終了しました
今年の5月は例年になく暑い日が多かったので、田んぼ日和でしたが、ラストの昨日は北風が吹いて寒かったでも、予想に反して、みなさんたっぷりと田んぼを楽しんでいて、暖かい日より田んぼへの滞在時間が長かった気がします。

それにしても無事、開催がすることが出来て本当に良かったです

「農村コーディネーター」としての仕事で、1年で最もハードで心身を使う5月なのです。

それは、子供連れのご家族向けの「田んぼと畑の耕育教室」の年度始めであり、最も人気の田植えでお客さんが沢山来る月なので、「年度初めての教室」であるのにも関わらず「1年で最大人数を受け入れる」というギャップがあるからです。

特に初日は100人を超えるお客さんにご参加頂き、本当に大変だった

そう思うと、一昨日、昨日の70人~80人が普通に思えてしまうから不思議です

今年で8年目に入ったこの教室。

私が農村に足を踏み入れて、自分の信条にした1つが「何事も7年経って本物になる」ということがあります。
昨年で無事7年目が終わり、今年は8年目。
この教室の参加者は未だ増え続けており、毎年満席でお断りをせざるを得ない状況です。

1人で100人を相手にする私もなかなか凄いんじゃないか、と最近思うようになりましたが、それにしても、私がこういったことが好きである事、特に子ども達が可愛くて仕方ない事、そして家族みんなが田んぼという日常から離れた場で思いっきり開放的に遊んでいる姿を見て、「やっぱり良い教室だな~」と毎回思います

特に、「少時代の自然体験・農村体験は、子ども達が大人になった時に必ず力になる」という確信をもって運営しており、社会的意義、教育的意義も感じている今日この頃です。

4日間終えて、今年も沢山のご家族と触れ合うことが出来ました。

様々な旦那さんと奥さんのパワーバランスの模様を見たりすると、世の中の夫婦関係の勉強になりますし、親御さんの子どもに対する接し方も様々。

また、園芸相談にのっていたら、「キュウリをプランターでやっているのですが、実がつかないんです」という方がいて、22階に住んでいるのが原因で受粉がされないのでは、という話になったり。

5年間、通い続けてくれているリピーター家族も何家族かいるのですが、5年前にはいなかったのが、お腹に宿り、赤ちゃんとして参加して、昨年は泥に入れなかったのが今年はついに泥んこになる、という成長の姿を見る事が出来たり。

また、数年前は女子高生だった子が、今は短大生となり、「今時の若者」のリアルな話を聞かせてもらったり、将来についての悩みの人生相談にのったり。

まあ、色々なご家族模様があり、多くの出会いがある分、私も多くの刺激を受けました

人生、色々あるでしょうし、悩みもあるでしょう。
仕事で夢中になっていて、自分の心と体が分離してしまっている大人も多いと思います。
泥んこになって遊んだことがある経験が少ない子もいると思います。

そんなことを全てひっくるめてやっぱり青空と大地は包んでくれます。
やっぱり自然は良いですね~

農村にいながら現代社会の色々な有り様を学ぶことが出来て、そういった事も私にとってこの教室をやっている意義の1つだな~と思います。

それにしても、5月のピークを乗り越えることが出来て本当に良かった

そんな私ですが、今年は体調が悪くなることは少なくなってきているのですが、例えば痔がまだ治っていなかったり、先週は胃腸がやられて舌が真っ白になったりと、快調とは言えない状態です。

という事で、今週末は数年ぶりに健康診断にも行く予定です。

まあ、日常生活をきちっとしないと、という年頃なのでしょうが、教育事業についてもあれこれ考え始めていて、何事も身体が資本なので、夏に向けて動けるよう、今月の残りの時間は心身を整える事に時間を充てたいと思います