田んぼと畑の自給教室 10月開催!

10月の「田んぼと畑の自給教室」は「収穫祭」

枝豆、ご飯、お餅と、とにかくたらふく「食べまくり」ましたよ


さて、まずは、朝一番で根本さんがとってきてくれた「丹波黒大豆の枝豆」の鞘取りです。

「枝豆は夏のもの」と思っている人が多いのですが、それは夏にあわせて品種改良された「早生(わせ)」の品種。本来は、11月に取れる大豆を10月頃に早取りするのが「枝豆」なのです。

夏の枝豆ももちろん美味しいですが、やっぱりじっくり育った「旬」は、この時期なんですよね~

しかも、「丹波黒大豆」の枝豆ですから、見た目の大きさも、味わいも全く違います買ったら高いですよ~

そんな丹波黒大豆の枝豆を食べるために、みんなで鞘を外します。


それを茹でる前にまず塩で揉むそうです。こうすると産毛がとれるだけでなく、塩味が染み込んでよいとか。知らなかった


そして、大釜で茹でるから、こりゃたまらん
食感、甘味、塩味、旨味が揃っていて、もうとんでもなく美味しかったです


さて、枝豆をとった後は、お料理教室。お昼ご飯をみんなで作ります



茹でたての枝豆、そしてみんなで作ったおかずを並べて、いただきま~す

メインは、無農薬天日干しの新米です。無茶苦茶美味しかったです


こちらは、丹波黒大豆入りの新米です豆の風味がたまらん


冬瓜の煮付けも美味しかった~


こちらは、さつまいもの茎の煮つけ。いつも色々持ってきてくださるお客さんの料理です。見た目も味も、「フキ」でした



お昼を食べたら小休止。

子供たちは、いつもどおり群れながら、穴を掘ったり、泥遊びをしたり


この中にはカエルが10匹ぐらいいます


こちらは、女の子が作ったカエルのお家。カエルはみんなのお友達(おもちゃ?)です。



さて、午後は、今回唯一の畑作業。8月にまいたそばは、もう実がついています。


根本さんからそばの実の説明。



茶色くなっているのが甘味があり、まだ緑色っぽいのが香りが出るそうです。茶色っぽいのが7割、緑色っぽいのが3割ぐらい混ざっているのがちょうど良いそばになるそうです。なるほど~。


殻を取ると、中はきちんと白っぽい実が詰まっていました。これを集めるとそば粉になるんですね。


みんなでコンテナ数個分を手刈りで収穫。
でも、これで一体どのぐらいのそばが食べれるのだろうか?1人前ぐらい?
国産そば粉が高い理由がわかります。



さて、お次はいよいよお待ちかねの餅つきタイム
餅つきは、根本さんの専売特許突く前のすりつぶしからして、格好いい


根本さんとお母さんの親子餅つき。合いの手もさすが呼吸がぴったり


私も超久々にやりましたが、まっすぐ杵を落とすのがなかなか難しい
また、お餅をひっくり返す係をやったのですが、お餅の熱いこと
熱い内に突かなくてはいけないわけですが、スピードと手際の良さが必要だということが良くわかりました

来年1月に、幼稚園で「餅つき係」をやるので、良い練習になりました

こちらはお子ちゃま用の可愛い杵と臼。根本さんが用意してくれました。


みんなでぺったんぺったん。可愛いですね~



みんなで突いたお餅を早速分け合って、食べると、無茶苦茶コシがあって、美味しい~


丹波黒大豆から作った黄な粉をかけて食べると、更に絶品です



お餅を食べて、みんなもうお腹はパンパン
もう1臼は、のし餅にしてお持ち帰りにしました



でもまだこれで終わりません
お母さんがワラ編みをできる、ということを先日紹介しましたが、(動画は→こちら)今回は、お母さんに先生になってもらい、参加者の有志と「ワラ編み教室」をちょこっとやりました。


すると、このぐらいなら、みなさん出来るようになりました


なかには、ワラを編んで繋げていくことを普通に出来る方もいて、こんなに長い縄も


最後に柿をもいで終了。


今月は畑作業はそばの実の収穫だけでしたが、充実した内容となりました
前回の稲刈りが、たくさん来て頂いたこともあり、運営側の負担も大変多く、また結果としてお客様への心配りも出来なかった反省もあり、今回は少し、改良を加えました。

今回は、なるべくみんなで楽しめるような工夫をしたつもりですが、おかげさまで今回も楽しいイベントにもなったと思います

来月は、「子供でもできる手打ちそば教室」、再来月は「のし餅つくり」、そして1月は「味噌作り教室」です

運営側、参加者の両方がハッピーになれるよう、改善をし続けて、「成田で一番満足度が高いイベント」にしていきたいと思います