第3回食と命の教室 枝豆、たけのこ掘りなど

日曜日、第三回目の「食と命の教室」が開催されました

今回も新しい方が加わり、第人数での教室でしたが、さらに「クロワッサン」という雑誌の取材と「成田ケーブルテレビ」の2本立ての取材もあり、いつも以上に盛況でした。

さて、前回が「土」の話だったのですが、今回は「種」のお話。

高柳さん的には、「種」というと「種(しゅ)」をイメージするようで、人類、ひいては日本人は何を食べて来たのか?ということを話されていました。

個人的には里芋が縄文時代にあったという話を聞いてびっくり


私からは、「種(たね)」の話として、在来種・固定種、F1のお話や遺伝子組み換えのお話を少ししました。


色々本を借りてきて調べたら、肉・油・砂糖・調味料のほとんどは遺伝子組み換えが既に混入していますね。

私も気をつけている方だと思っていましたが、きちんと調べてみると、例えばキューピーのドレッシングの油は遺伝子組み換えのようですし、一般的な家畜の肉はほぼ遺伝子組み換え飼料ですからね。

狂牛病を怖がる人は、ぜひ遺伝子組み換え飼料を食べさせられたマウスがどうなったか、「世界が食べられなくなる日」という映画を観てみてくださいね。そのブログは→こちら

遺伝子組み換えの話になると、1日が過ぎてしまうので、話を教室に戻します


さて、相変らず超美味しいお昼ご飯をみなで食べて満喫した後、午後は農作業です。



今回は「瓜類の種播き」をする予定だったのですが、急遽、枝豆を播くことに。

高柳さんが木の板のようなもので、碁盤の目のように印をつけていき、その線が交わっているところにみんなで種を播いていきました。


たくさんの人数で播くと、あっという間に終わってしまいます。やはり農業は人数だな~。


ちなみに、これは「苗作り」のための種播きです。
「豆はいじめた方がよく実る」ということで、結構密植で播いて苗ができたら、引っこ抜いて植え替えるそうです。

また、高柳さん流の豪快なやり方で、種は指で軽く押し込んだら、土はスコップで上から放り投げるようにかぶせる、というやり方でした。
凄い



さて、そのあとはたけのこ掘り

今が旬のたけのこ。
私も東京から田舎に行ったとき、たけのこ掘りをやってとっても嬉しかった記憶があります

既にたけのこ堀りをやったことがある2人には申し訳なかったけど、それ以外の全員がやったことがない、ということで、高柳さんの山へ出かけました。

しかし・・・、高柳さんの山ではまだたけのこが出ていませんでした

すると、「親戚の山へ行こう」と高柳さんが別の山へ連れていってくれました。

そこでは、い~っぱいたけのこが取れましたよ


また、そこのおばちゃんが「山椒をとっていっていいよ」ということで、みな、山椒の良い香に包まれながら、のどかな時間を過ごしました


帰った後は、お話会。

しかし、高柳さんがお酒を持ち込み、飲める人は軽く一杯。

そして、いったん終了後、バス帰り組の中で「飲みたい」という方がいて、それをきっかけに大宴会が始まってしまいました

参加者の1人の人生相談会のようになり、酔いつぶれる人も出て、夜までワイワイガヤガヤ。

こんなの大学のサークル依頼だ、というノリになりました

大人になっても飲みながら仕事ではなく普段考えていることを語り合えるっていうのは、至福のひと時だな~と思いました

そしてそういった場をきさくに設けられる高柳さんの懐の深さは凄いな~と改めて思いました

いや~、この数年で一番美味しい楽しいお酒を飲みました


初めて参加の人もアットホームですぐに仲良くなり、その楽しく深いお話に引き込まれ、仲間が出来てしまう「食と命の教室」
次回は5月24日(土)で、ひまわりやゴマの種を播きますよ~。

土に触れてみたい方、食べ物は自分が住んでいる土地に出来るものを体に採りいれる、という意味を体感したい方、まじめなことを語り合いたい方、楽しく農作業をしたい方、色々な方が参加しています。

ご関心がある方は、是非お越しくださ~い

「食と命の教室」は→こちらから