メダカすくいに田んぼで草取り♪田んぼと畑の耕育教室

7月の「田んぼと畑の耕育教室」がやってきました

今年は異常なほど梅雨が長引き、農家さん達は本当に大変で、私も農業体験教室主催者としては、天候に振り回される日々です

先月は初日が雨天の中、決行したのですが、「来月は暑いですよ~」と言っていました。

ところが7月になっても雨は止まず

日照時間3時間以下が半月以上続くのは30数年ぶりだそうで、野菜も軒並み高騰しています。

今月はミニトマトを収穫し放題、というのがあり、10日に1回は5月に植えた100本のミニトマトを1回2時間以上かけて、お手入れを頑張ってきました。

ところが、そのミニトマトも長引く雨で割れてばっかり。

そしてとうとう根が降り止まぬ雨で窒息してしまったのでしょう、病気が回り始めてしまい、今まで手塩にかけて育ててきたミニトマトがほぼ壊滅してしまいました

ただ、ミニトマトを抜かせば、天気はまあまあで、特に(土)は蒸し暑かったですが(日)は適温。

昨年の今の時期は死ぬほど暑く、「乳幼児の屋外活動」は命の危険を感じるほどだったことを思えば、イベントとしては、まあ良い気候だったのかな、という感じでした

 

ということで、今回のメインは「メダカすくい」です

 

希少生物のメダカですが、まだ沢山泳いでいるスポットがあり、そこからすくってきて、屋台の金魚すくいのようにみんなでメダカすくいをやります。

 

これは大人もキャッキャするもので、みんな楽しそ~うにメダカをすくっていました

そりゃ、盛り上がりますよね~。

 

そしてやっぱりこの教室の柱は田んぼです。

毎度、リピーターの方や新しい方が来ますが、素足で田んぼに入るのは現代の子どもだけでなく体に色々な電荷やストレスをため込んだ大人にも必要だな~と、つくづく思います。

最初や嫌がっていた人も、まあ童心に帰ってキャッキャしている♪こういった場は有難いな~と主催者でありながら、毎回思います

東京から来る人が7割ぐらいなのですが、レクサスに乗ってくる方、都心からわざわざ電車&タクシーで来る方もいて、そういったご家族の小さい子が田んぼでドロドロになったり、ザリガニをつかめる姿を見て「たくましいですね~。ご近所で田んぼに入れて、ザリガニを捕まえられる小さい子なんて、そんなにいないんじゃないですか?」見たいな話しをしたり

 

5年間、連続で通ってくれているご家族、何年も前から都合がつく時だけですが来てくれて「家族全員で都合がつく日は数カ月に1回しかないのですが、今日はみんなで来れました」と言って参加してくれるご家族、初めてで「理想のものに出会ったので、次から年間会員になります」と言ってくれるご家族がいたり。

まあ、嬉しいですよね~。

子どもが小学校で書いた作文のコピーを持ってきてくれた方もいて、毎回、寄る年波と体力で「いつまで続けられるかな~」と思う事もありますが、8年目になってもそのお申込みの数の勢いが増え続け、また感謝してくれる方に毎月出会えることがモチベーションとなって、「これからも出来うる限り続けていこう」と思います

最後に、今回一番びっくりしたのがお昼に出したナス豚味噌炒めのために買ったナスの値段

スーパーで1袋3本入で300円超もしていたんです

普段、野菜は自分の畑や知り合いの農家さん経由のものばかりなので、買わないから一般価格には疎いのです。

ところが、2日目の食材の書い足しにいったら、ナスがあまりに高くて、一瞬、見間違いかと思ったほどです

普通は今の時期はとれすぎて1袋100円を切るんですけどね。。。

お隣のキャベツは1玉100円でしたから、3本で300円超のナスと比べると、ナス1本の方がキャベツより高いなんて

金曜日に140人前のナスを買った時は気づかなかったので、日曜日の参加者には「今日は高級食材のナスを沢山使ったお昼ですよ」と伝えました