スイカ三昧の「食と命の教室」

いや~、暑い日が続きますね。

今日の「食と命の教室」もなんだかんだいって暑かった

猛暑の年の教室は、主催者としても「暑いな~」と思ってるんですよ そして参加者だけじゃなく自分の事も心配しながら開催しています

さて、7月はいつもは「スイカを食べて1日過ごす」のがテーマです。テーマというか、暑くてお話にならないのです

しかし、高柳さんが「スイカ、全部割れちゃったな」と言っていたので、今年は無いかな~と思っていました。ところが、朝、「スイカ食うか」と、スイカをもってきてくれたのです 割れたのもあったけど、割れていないのもあったんですね~。恒例の「スイカの食べ放題」が今年も実施され、みんなハッピー

朝の挨拶でスイカを食べ、さあ、田んぼのヒエ刈りへ、と思ったら、みなさん「ヒエ刈り、やってみたいです」となんだか凄く前向きなんです。

私が「えっ?そんなにやりたいんですかじゃあ、毎日でも来て下さい」と言っていたら、なんだか話が食い違っている事がわかってきました。

というのは、「田んぼのヒエ」というのは、雑草なわけです。ところが、参加者のみなさんは「食用のヒエを栽培していて、それを収穫する」と勘違いしていたんですね

なるほど、そんな風に一般の方は思うんだ、とちょっと驚きと学びになりました

で、「ヒエって雑草ですよ」と説明したら、みなさん一気に「じゃあ、いいです」って

 

まっ、そんなこんなであまりやりたがらないヒエ刈りの代わりに、高柳さんが「今日はお寺で小さな祭りみたいのがあるから行こう」といってお祭りに行くことになりました。みんなで「何の教室かわかりませんね」と笑いながらも、「久々のお祭りだ」とみんな小躍りする感じで行きました。

 

会場は高柳さんの菩提寺。私は行ったことが無いので初めてだったのですが、そこには高柳さん息子さん達がお囃子をやっていました。こじんまりしながらも出店も10件近く出ていて良くまとまっていて素敵な場になっていました

さらに、そこで「こんにちは~」と手を振るご婦人が。何となく顔を見たことがあるので、私も手を振替えしたけど、だ誰か思い出せなかったら、なんと、我が子どもが幼稚園の時のお友達のお母さんでした

で、「なんでこんなところにいるんですか?」とお互い聞きあったら、「今回の主催者なんです」と。

「??。主催者は住職じゃないんですか?」と聞いたら、なんと、神社仏閣であちこちでマルシェを主催しているんですって。御朱印が好きで、神社仏閣を盛り上げたい、という事でこういったことをしているということ。凄いですね~。

そして、インスタでそれをあげていたら、ここの住職がフォローしていて、「成田のお寺で歴史もあるんだ。今度行ってみよう」ということで、尋ねてみたら、たまたま住職がいて、意気投合して、今回の開催となったそうです。

ご縁って不思議に繋がるもんですね~。

その他にも、昔少しだけお子様を通じておつきあいしたママさんもいたり、ふと気づくといつも根本さんのところをお手伝いしてくれる方もいて、その方はお寺の奥さんなので、先ほどのマルシェの主催者を紹介したり、となんだかんだいって、少人数の中でもいろいろなご縁が繋がって、不思議な感じでした

お寺の帰り道、田んぼの見学。高柳さんから「今が花粉が飛んで受粉して花を咲かす時期で、これが上手くいかないと不作になるんだよ」と、冷害の時や北海道で昔は米が作れなかったという話など。

また、私からは「これがヒエですよ」と説明して、「刈りたいですか?」と聞くと、みなさん「いや、結構です」って


 そして美味しいお昼ご飯で、みんなこれを一番の楽しみにしています

特にナスが抜群で、油がまず違い、かつ味噌も違うので、家では作れない味なのです。さらに、先月はシソ&味噌だったのが、今月はバジル&味噌だったんですって バジル味噌も美味しいんですね~。

そして、昼食後のデザートはもちろんスイカでした

お昼休みの後は大豆の種蒔きと

食後の休憩の後は、大豆の追い蒔き。高柳さんが蒔いた後に鳥に食べられたか発芽しなかったところ、つまり欠株になったところを蒔くわけです。

その後に空心菜やシソなど「欲しいです~」といった夏野菜の収穫を少しして、夕方はお話無しでまたスイカを食べて終了です。

7,8月は暑いのでお話は無く「1日スイカを食べる」というのがテーマだったのですが、今年もスイカを食べれて、また、久々のお祭りに参加できて、暑かったけど満喫した1日でした

 

<おまけ>2週間前の「田んぼと畑の耕育教室」のキャンセル率が3割で、今回のコロナの感染力は凄いな~と思っていたら、やはり、爆発的に増えているのがニュースで伝わってきました。で、今年の「食と命の教室」では、元看護婦で今はコロナの電話対応をされている方が参加しているのですが、現状に憤っていました。


 「PCRを受けようにも検査がもう出来ないんです。『会社でPCRを受けろと言われているんです。それで陽性が出ないと休めないんです。営業し続けろと言われるんです』と言う人もいたんですけど、検査キットがそもそも病院でも足りないんです。この状況をわかっていない会社が多い事!。熱が出ているなら休ませればいいんです。また、逆もあってPCR検査で陰性が出ないと出社出来ない、というのもありますが、そもそも出来ない。それよりしなくてはいけない人に回さないといけない。しかも、治っていてもPCR検査だと体の中に残骸が残っていて陽性と出てしまう場合もあるんです。そういうことを会社側に理解してもらいたい。

電話をしてくる方の中には家族全員40℃という方もいますが、そういう方が行ける病院も無いので、水分をとって熱が下がるまで休んで下さい、としか言えないんです。どなりちらしてくる方もいたり。一方で、中には心臓が弱っていそうな方が『PCRを受けないと受診できないと言われてる』といった人もいて、そんな医者もいるんです。すぐに救急車呼ぶように、と。1日100件ぐらい電話を受けて、中には「この方はこのままでは危ない」という方もいますが、どうにもならない。現場はパンクしてどうにもならないんです」


こんな感じでリアルに大変な状況が伝わってきました。

そんな電話を受けて心がパンパンの中で、昼休みに高柳さんのに電話をしてしたら、『いつでもおいで~。待っているよ~』といつも通りの対応をしてくれたことで、「ほんとに救われました」とも言っていました。

そういう人が1人いるだけで、人は救われる時がありますよね。

私も死にかけている時に、高柳さんがわざわざ梅肉エキスと煎じ用の土瓶を我が家まで持ってきてくれた時は本当に有り難かったな~。

ということで、今回のコロナの爆発力は半端ないこと、発熱してもPCRも出来ない状況があること、発熱したら対処療法で市販の風邪薬で症状を抑えて寝ているしかないこと、結局は、免疫力を高めるしかないこと、などが改めてビシビシ伝わってきました。