里芋掘りにそば打ち「田んぼと畑の耕育教室」

この(土)(日)で11月の「田んぼと畑の耕育教室」が終えました。今年も残すところあと1ヶ月、早いですね~

さて、今月は里芋掘りとそば打ちがプログラムです。

まず、里芋掘りでは親芋・子芋・孫芋の説明。みんな、親芋といっても良くわからいもので、例えばお正月料理には欠かせなかった八つ頭を知っている人も2~3割ぐらいになってしまいました。皮をむくのもほとんどしないようになってきてしまいましたから、収穫することで「里芋ってこうやって出来ているんですね」と、結構、新鮮な体験だったようです

また、子供には葉っぱを「トトロの葉っぱだよ~」と言って渡すとほぼ喜んでもらえます

特に水を入れるとビー玉のようにきれいになるんですよ~

さて、里芋掘りの後は、今回のメインの「そば打ち」です。

そば打ちは今までのプログラムと違い、技術や包丁を使うので、なかなか小さなお子様では上手には出来ません。

ということで、各家族内で親が中心にやって完成度を求めるか、子供に経験を積ませるか、方針を決めてもらってチャレンジしてもらいました。

子供に寄り添ってたまに手伝う親御さん、子供にやらせながらも横からチェックしながら口出しを沢山する親御さん、親と子で交替交替でやる家族など色々ありました。これも各家族の方針、戦略ですね。

そして、特にもう6年ぐらい通う子が、今やムチャクチャ上手に打てるようになりました 成長です

その子が、みんなが帰った後「最近はみんな残って遊んでいかないですね~」とか「掃除をみんなで競争してやっていたのにもうやらないんですね~」と言うので、「掃除してもらえる?」と頼むと、「やったー なつかしい~」と言って喜んでやってくれました

というのも、コロナ前ぐらいまでは、お片付けもみんなでやってくれるような雰囲気で、特に、子供は集団で動くので、誰かが掃除をやると他の子も「やりたい~」となって、掃除の道具の取り合いだったのです。

コロナに入った年は参加者は減ったのですが、2年目からは爆増し、人数いっぱいいっぱいで細かな声がけがしにくいほどになりました。なので、数年前ほどのようには密にコミュニケーションは取れなくなったこともあり、掃除を楽しくやってもらう、という感じにはならなくなったんですね。

まあ、それでも1年前にお腹にいた子が赤ちゃんで出てきたり、赤ちゃんだった子が歩いていたり、乳幼児があっという間に少年・少女になっていたりと、まあ、どの子も会う度に大きくなっていくわけですね、それだけで子供は凄いな~と思います

そうそう、そういえば先月の「ワラ結い」プログラムの後、家でワラを持ち帰ってわらじを編んで来た子供もいました。小学3年生ぐらいかな?多少、親御さんも手伝ったのでしょうが、これまた凄いですね

学校にも持って行ったそうで、さぞ、その瞬間はヒーローだったでしょう

何事も経験ですね~。