スイカとイチジクの「食と命の教室」

最終土曜日は「食と命の教室」でした。

蒸し暑い日が続いていますが、お盆ぐらいまでの灼熱の暑さとは質が変わってきたな~と思います

空に浮かぶ雲を見ると少し秋を感じますし、畑では一気に虫が増えてきました。自然界は冬に備えて最後の繁殖時期に入ったんだな~と感じる日々です。

さて、今月の教室は、先月同様、「スイカを食べてのんびり過ごす」という月なので、午前はのんびり、午後は15時過ぎから大豆の草取りをしました。

参加者の1人がイチジク農家で、美味しいイチジクも持って来てくれて、スイカ、イチジク三昧でした

スイカは朝、昼と食べましたが、夕方の草取りで汗を流した後の味は格別でした

ちなみに左側が一般的なイチジクで明治時代にアメリカから導入された「桝井ドーフィン」という品種です。

一方で右側は「蓬莱柿(ほうらいし)」という1600年代に中国から渡ってきた昔ながらのイチジクで、日本イチジクとも呼ばれています。話によると「柿」というのは、当時、一番甘い果物が柿だったので、最高級に甘い、という意味だそうです。生産量も少なく貴重なのですが、味は一般的な物より濃厚で甘くて格別でしたよ

また、最後に有志でヒマワリとゴマを見学に行きました。

ゴマの花はそろそろ終わりという感じでしたが鞘はまだ緑色。でも鞘を開けてみたら、先月は白かった実が今月は黒いゴマになっていました

ヒマワリはまさに収穫時期。

実がぎっしり詰まっていました。まさに実りの秋ですね~

今の時期は稲刈りシーズン突入ですが、秋冬野菜の種まき時期です。種からやるならキャベツ、白菜などは今、大根やホウレン草は9月上旬から種蒔き時期です。

まだまだ暑い日が続いていますが、冬に備えて種を蒔きましょう